アナウンサー

アナウンサーブログ

Announcer Blog

勝手に巣箱?

顔写真
萩原 隆雄 プロフィールへ
「コンコンコンコンッ!コンコンコンコンッ!」。休日、家でパソコンに向かっていると、小気味良いリズム音が鳴り響いた。結構大きなボリュームだ。カラスが獲物を捕らえては、我が家の屋根でよく食事をする。いつものことと気にも留めずにいたが、この日に限って「コンコンコンコンッ!」がやたら長く続く。大きなねずみを捕食しているにしても長すぎる。ベランダに出れば、驚いて飛び立つだろうかと、いたずら心も手伝って、ベランダに通じるドアを勢い良く開けた。

どうだ!とベランダに出た瞬間、カラスではない鳥が勢いよく飛び立ち、あっという間に藻岩山の方向へと消えていった。「なんだ・・カラスじゃないのか、こっちがびっくりさせられたよ・・そういえば頭の一部が赤かったなあ。あっ!あれはアカゲラだ!」などと思いながらと家の中に戻った。「しかし、あのアカゲラやたらコンコンつついていたな。あれはドラミングだったのか。木の幹にいる幼虫を食べるんだよな。屋根をつついている音だとばかり思っていたのに・・待てよ。屋根じゃなかったら何をつついていたんだ・・?」

アカゲラがつついていたものが何かを知りたくて、もう一度ベランダに出た。見渡したが、それらしきものは見当たらない!アカゲラは、ベランダの向こう側から飛立って行った!身を乗り出してベランダの正面を見た。やはり!・・見つけた!木の板には、“子どものこぶし大の穴”がポッカリとあいているではないか!今あけたにしては大きすぎる・・恐らく、犯人は、住人の留守中、日常的に犯行に及んでいた!しかも白昼堂々とだ!あのアカゲラに仕業に違いない!
  • 画像
実は現在、ベランダの穴は修理せず現状保存してある。なぜなら、幼虫を取ろうとしていたにしては穴が大きすぎる。アカゲラが丁度出入りできるサイズで、中はほどよい空間・・もしかしたら、巣を作ろうとしていたのではないか?・・そう思いが至ったからだ。ベランダに穴を開けられショックを受けたものの、せっかく長い期間をかけて作った巣を壊してしまうには、あまりに忍びない。もし巣だとしたら、この春、アカゲラの幼鳥のさえずりがベランダから聞こえてくるかもしれない・・そう考えると心が浮き立つ。またひとつ春が待ち遠しくなった。