札幌テレビ 番組審議会

  • 番組審議会とは、放送法で「放送事業者は放送番組の適正を図るため、放送番組審議機関を置くものとする」(放送法第6条)と設置を義務づけられた機関です。
  • 札幌テレビ放送では、ほぼ毎月1回ずつ年に10回、番組審議会が開催され、テレビの放送番組の内容や放送に関する問題について審議が行なわれています。
  • 番組審議会でのご意見は、番組モニターの方のご意見とともに、STVテレビで毎月第2日曜日放送の「ハイ!STVです」でもご紹介していますのでご覧ください。

「NNNドキュメント‘17 “土”は流された 北海道・台風被害の爪痕」について

1.日 時

放送番組審議会photo1
平成29年6月27日(火)
16:00 〜17:20

2.場 所

放送番組審議会photo2
STV放送会館アネックス7階A会議室

3.出席者

放送番組審議会photo3
[審議会委員]
濱田    康行    委員長
大谷    喜一    副委員長
乾       ルカ    委員
佐藤    寛子    委員
島津    勝一    委員
八木   由起子  委員
依田    裕彦    委員

[会社側代表]
根岸    豊明    代表取締役社長
萬谷   慎太郎  取締役編成局長 
石部    善輝    取締役経営計画室長
原田    哲哉    取締役編成局補佐
正力   源一郎  取締役報道局長
加藤    尚道    制作スポーツ局長
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長

[会社側参与]
越後谷  享史   報道局報道部長

[特別出席]
山内    康次    報道局報道部マネージャー

[事 務 局]
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長
東郷    達郎    コンプライアンス推進室考査ライツ部長
岡嶋   真理子  コンプライアンス推進室

4.議題

(1)「NNNドキュメント‘17 “土”は流された 北海道・台風被害の爪痕」について

5.議事の概要

平成29年度第3回番組審議会が6月27日(火)に開かれ、STV制作の全国放送ドキュメンタリー番組「NNNドキュメント‘17 “土”は流された 北海道・台風被害の爪痕」についてご審議いただきました。
委員から以下のようなご意見、ご指摘をいただきました。

◇昨年12月のローカルでの放送以降、どれだけ復興が進んだのかを知りたかった。全国向けには分かりやすく見やすかったかもしれないが、道民としては物足りなかった。
◇番組冒頭のスーパーマーケットのポテトチップスの映像とナレーションは、全国向けの放送を意識した工夫がなされていた。その一方で、既視感のある映像が多く新しい工夫が少なかった。
◇被災した農家に対する農協の説明会の場面で、扉が閉じてカメラが締め出される映像があったが、いかにも狙ったわざとらしい映像だった。
◇全国のインターネットでは“ポテトチップスがない”などと騒がれていたが、その裏にある実情を紹介してくれた番組だった。被災地面積が東京ドーム8500個分という例えも分かりやすかった。
◇被災農家が、生計を立てるために始めた林業の仕事をしながら「娘に大学をやめろ、といえない」と話すシーンには感情を揺さぶられた。農地を失った悲しみは癒えていないことが伝わった。
◇流された畑に土を入れることで復興としたい行政と、土の質が戻らないと復興にはならないと話す農家の意見の食い違いに、番組のテーマが描かれていた。
◇被災農家が「品質に満たないものを出せば保障問題にもなる」と話す姿にはプライドと感じた。
◇鹿児島の畑作農家への取材で、じゃがいもの種芋がなぜ北海道から供給されているのかがわかった。
◇被災農家が、ことしの作付けを断念した理由について「質が確保するための誇りと責任」と表現していたが、作付けをした農家にはそれがないのか。説明がないと誤解をあたえる。
◇番組冒頭ナレーションの「産地の実情をどれほど知っているだろうか」は重みがあった。

◇被災した農家にこの先『希望』の見えるプロセスがあるのか、またはないのか、そのあたりも示して欲しかった。全体の印象を言えば、希望が見える内容を全国に流して欲しかった。
◇番組は、過去にローカル放送したものを全国放送にしたものだった。ローカルなものを全国放送に作り変えて見せるにはどうすればよいか、作り手には考えてもらいたい。

この後、編成局から7月放送予定の単発番組についての説明と、6月の視聴者対応報告およびBPO報告などを行い番組審議会を終了しました。次回、平成29年度第4回番組審議会は、平成29年7月25日(火)に開催を予定しています。

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