札幌テレビ 番組審議会

  • 番組審議会とは、放送法で「放送事業者は放送番組の適正を図るため、放送番組審議機関を置くものとする」(放送法第6条)と設置を義務づけられた機関です。
  • 札幌テレビ放送では、ほぼ毎月1回ずつ年に10回、番組審議会が開催され、テレビの放送番組の内容や放送に関する問題について審議が行なわれています。
  • 番組審議会でのご意見は、番組モニターの方のご意見とともに、STVテレビで毎月第2日曜日放送の「ハイ!STVです」でもご紹介していますのでご覧ください。

「STV緊急特番 台風18号 北海道に接近」について

1.日 時

放送番組審議会photo1
平成29年10月24日(火)
16:00 〜17:20

2.場 所

放送番組審議会photo2
STV放送会館アネックス7階A会議室

3.出席者

放送番組審議会photo3

[審議会委員]
濱田    康行    委員長
大谷    喜一    副委員長
乾       ルカ    委員
佐藤    寛子    委員
三島    千枝    委員
藪下    裕己    委員
山田    浩司    委員

[会社側代表]
根岸    豊明    代表取締役社長
萬谷   慎太郎  取締役編成局長 
石部    善輝    取締役経営計画室長
原田    哲哉    取締役編成局補佐
正力   源一郎  取締役報道局長
加藤    尚道    制作スポーツ局長
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長

[特別出席]
山内    康次    報道局報道部マネージャー

[事 務 局]
図書    嘉幸    コンプライアンス推進室長
東郷    達郎    コンプライアンス推進室考査ライツ部長
岡嶋   真理子  コンプライアンス推進室

4.議題

(1)放送番組の種別の公表に関する報告
(2)「STV緊急特番 台風18号 北海道に接近」(9月18日(月)放送分)について
(3)BPO報告及び10月の視聴者対応状況等について

5.議事の概要

平成29年度第6回番組審議会が10月24日(火)開かれ、まず「放送番組の種別の公表」に関する報告が行われたのち、続く審議では、去る9月18日(月)、北海道に大型の台風18号が接近したことに伴い緊急特番編成した「STV緊急特番 台風18号 北海道に接近」を議題に審議が行われ、委員から次のようなご意見ご指摘をいただきました。
◇キャスターたちは皆落ち着いたトーンで的確に各地の状況を伝えていた。気象予報士の解説も分かり易かった。キャスターたちの力量が問われる番組だと感じた。
◇各地の映像はアップが多く、市内のどこなのかわからなかった。「いつの時点」の「どこの映像」のものなのか、災害番組では的確に認識してもらうことが重要。知人や親戚の方々にお知らせする意味でもスーパーで補足するなど、映像に工夫が欲しかった。
◇農家や酪農家、また、これから行動される方にとって気になる情報、というものが少なかったように思う。30日までやっているオータムフェストの中止情報よりも、道路情報や交通機関の運行状況などを知りたかったのではないか。
◇台風中継というと、風で飛ばされそうになりながらレポートするスタイルが多いが、音声が聞こえにくくなったり、危険なのであれば、室内からのレポートやカメラだけの中継でもよいのではないかと思った。途中、中継映像が途切れたり音声が聞こえにくかったりした際にはスタジオアナのフォローがあってもよかった。
◇北海道は、昨年大災害があったこともあり、台風情報は重要。これまでは台風の被害を伝える報道が多かったが、今回は緊急特番というかたちで、土砂災害や冠水などに対する「注意喚起」として報道している点で非常に意味があった。空振りになるかもしれない中での放送準備だったと思うが、こういった報道は重要性や意味があると思う。
◇気象予報士が専門的に話したのはよかったが、道内を3区分にわけて説明するなど多少大雑把な印象を受けた。「自分の住んでいる地域が今後どうなるのか」の情報が満たされなかった。せめて主要都市ごとの情報が欲しい。
◇「ナウキャスト」という気象庁のPC画面による画像は分かりにくかった。ズームするタイミングも早すぎて、局地的な地図ではどこのことなのかわかりにくかった。拡大前に「いまから拡大します」などと予鈴をするなど、使い方の工夫が必要。
◇グラフでピーク時の色を「紫」とした色分けの選択も不明だった。一番目立つのは赤なのでは。また、色弱の方にも分かりにくく、同系色を使う場合は濃さを変えて伝えるのがよい。
◇「投稿BOX」による視聴者の撮影映像は、映像を撮るために氾濫している場所に人が出ていく危険性があることを懸念する。不要不急の外出を控えるように呼びかけているのであれば、映像を紹介したあとにも、その点の注意喚起コメントがあってもよかった。
◇L字画面の情報は、例えば「道路情報」の次に「通行止め」と出し、その次に文字情報を流すなど、大カテゴリー、中カテゴリーがあってから情報を流すほうが見易い。
◇赤は「STVカラー」なのか、画面にいっぱい出ていたが、緊急性を伝える際、文字スーパーなどの強い赤が効かない。赤の使い方を抑えるとよい。
◇黒松内の電話つなぎの時、映像は小樽を映していた。スーパーで小樽とは出てしいたが、見ている人は黒松内だと思ってしまうので配慮が必要だ。
◇緊急特番の完成度という点では良くできていた。アナウンサーの即時コメントやスタッフの力量が感じられた。照明、カメラマン、美術などの裏方すべてのセクションが上手く機能していたように思う。こういう番組は、非常時に対する日ごろの訓練や、これまで積み上げてきたものが問われる。その意味で内容は非常によかったと思う。

この後、編成局からテレビ11月放送予定の単発番組についての説明があり、10月の視聴者対応報告およびBPO報告などを行い番組審議会を終了しました。次回、平成29年度第7回番組審議会は、平成29年11月28日(火)に開催を予定しています。

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