令和四年度第2回番組審議会議事録

令和四年度第2回番組審議会議事録

1.開催日時

令和4年5月26日(木)
午後4時00分〜午後5時5分

2.開催場所

札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議室

3.出席者

委員数 6 名
[出席委員]  6 名
竹川 雅治  委員長
福津 京子  副委員長 
田村 望美  委員    
番井 菊世  委員 
木林 尚稔  委員
向原  悟  委員

[会社側代表] 2 名
橋本 秀樹  代表取締役社長
平山 大策  編成制作部長
       
[事務局] 2 名
杉本  修  放送審議室長
岡嶋  勲  経営企画部 (書記)

4.議題

「STVラジオ開局60周年特別番組『MUSIC☆J』オールアナログスペシャル in 新冠レ・コード館」
(5月1日(日)午後6時00分から午後9時放送)

5.議事の概要

令和4年度第2回番組審議会は、「『MUSIC☆J』オールアナログスペシャル in 新冠レ・コード館」を議題として開催されました。社側からの報告の後番組の審議に移り、各委員から以下のようなご意見ご要望を頂きました。

●「新冠町のレ・コード館からの放送」ということを楽しみにしていましたが、番組の始めの方で、「レ・コード館」のイメージが広がるような話が聴けていると、その後にかかる曲とか、その場の雰囲気なども、もっと伝わっていたのではないかなと思いました。
●「持ち込みさん、いらっしゃい」の企画はすごく良いなと思いました。「一番最初に買ったレコードってなに?」という話はすごく盛り上がります。ただ、ちょっと掛け合いがぎこちなかった感じで、松崎真人さんが、あまり一般の方とやり取りするのに慣れてないのかなという印象がありました。
●針を落とす役をスタッフの方ではなく、あえてパーソナリティの松崎さんにやっていただいたというのは、すごく良かったと思います。聴いていて「大丈夫かな?」というドキドキ感も共有できました。
●針を落としたあとのプチップチッという音が入っていて、曲が流れるまでの数秒のブランクの固唾を呑む感が強調されて、それを楽しめたのも良かったと思いました。この無音の感じを楽しむという聴き方にはすぐに慣れたので、リラックスして音楽を集中して聴くことができました。
●持っているレコードの一曲がかかった時は、やはり昔を思い出しました。まさに昔と今をつなげるもので、一つの良いアイテムがレコードだったんだなということを感じさせていただきました。今回の番組は、デジタル機器が主流の中では非常に貴重な機会ではなかったかと思いました。
●番組の最後の方で、レコードの思い出として松崎さんが語っておりましたが「ノイズというのは取り去るべき邪魔者であるだけではなく、時にはレコードを手にした人たちの歴史でもある」という言葉は、感慨深く聴いてもらいました。
●レコードの懐かしさや、間の贅沢さですとか、音の良さですとか、そういうのを感じながら聴くことができたので、非常に良い企画だったなと思います。世代がちょっと狭まるかもしれませんけれども、こういう企画をいくつかやっていけば良いのかなと思いました。
●松崎さんが「ここは音が違う」とか「柔らかい」とか、アナログレコードの音について、音楽のプロとしての話をしていましたが、私はラジオを聴くのもごく普通の一般的なCDの付いたラジオで聴いていますから、アナログの音とはどういうものなのか、デジタルとはどう違うのかという音に対する感性を持ち合わせていません。ですから、レ・コード館の素晴らしいスピーカーから流れてくる音楽を聴ける環境で放送している松崎さんがちょっとうらやましいと感じました。

続いて6月の単発番組、事業等の説明、聴取者からの声の報告等がなされ令和4年度第2回番組審議会を終了しました。次回の令和4年度第3回番組審議会は、令和4年6月23日(木)に開催を予定しております。