KANのロックボンソワ

第727回『久しぶりにJohn Lennonを聴こうじゃないか』

2018年12月8日(土)

第727回『久しぶりにJohn Lennonを聴こうじゃないか』

はい、本日12月8日は、私の音楽人生に大きな影響を与えた
重要人物のひとりであるJohn Lennonさんの命日でした。
1981年の私は高校3年生。学校帰りのお好み焼きやさんの
店内のテレビ、フジテレビ系の夕方6時のニュース番組の
俵孝太郎さんのアナウンスでその事実を知り、コピーバンド
The Meatlesを一緒にやっていた山城くんとふたり“固まった”
ことを今でもハッキリ覚えています。生きていたなら78歳。
いったいどんな感じだったんでしょうね。
毎年この時期にはJohnさんの作品を1曲かけていましたが、
今週は、John Lennonさんの作品複数と、それらに強い影響を
受けた日本の作品を選曲してみました。

M1. It Won’t Be Long / The Beatles < with the beatles < 1963

ロックンロールとその後全世界に影響を与えるポップ感との
バランスが楽しかったBeatles初期のJohn作品のひとつ。

M2. リー! リー! リー! / 奥田民生 < 股旅 < 1998

この曲を聴いた時は椅子から転げ落ちて悔しがったものでした。
愛に満ちたJohnよりのBeatlesパロディ作品は秀逸の極みです。

M3. I Fell Fine / The Beatles < 1964

冒頭のギターのフィードバック音が印象的なナンバー。
中学生の私はイントロのフレーズを必死で練習したものでした。

M4. 手をつなぎたいんだ / YAMA-KAN < 2018.03.21

イントロのフレーズはJohnの『Run For Your Life』で、
Aメロの雰囲気は『I Feel Fine』、でもベースのラインは
Paulの『She’s A Woman』。
そんなイメージで山崎くんとふたりで歌ってます。

M5. I Am The Walrus / The Beatles < Magical Mystery Tour < 1967

JohnPaulの作品カラーがハッキリと分かれた頃の、いかにもJohn的な作品。
しかし、その“John的”を作り上げたのはプロデューサーのGeorge Martinさん
であろうと推測しています。
2016年の大阪・靭公園でのイベント【風のハミング】では、
この曲をひとりで弾き語り切りました。

M6. Close To Me / KAN < Gleam & Squeeze / 2001

そんな“John的”をベースに、The Beatlesの様々なフレーズをコラージュした作品。
ストリングスのアレンジを始めてひとりでやり切った曲ですが、今思えば、
私の弦編曲の基本はGeorge Martinさんでの影響であるような気がします。

M7. Whatever Gets You Thru The Night / Walls And Bridges < 1974

Elton Johnさんの加担により、John Lennonさんのソロシングルとしては
初めて1位を獲得した、スピード感のあるナンバー。

M8. Back in the U.S.S.R. / KAN < la RiSCOPERTA < 2018.10.10

では、10月10日発売の弦楽四重奏とのカバーアルバム【la RiSCOPERTA】から1曲。
こちらはPaulさんの作品です。

 

そんなアルバムひっさげの全国ツアー【Concerto col Quartetto da Muroia 2018】は
楽しく開催中。今日明日は大阪2デイズ。
札幌公演は、12月24日(月祝)道新ホールです。
そして唐沢年明け1月5日(土)の東京最終公演には、
和田唱くんがスペチャルゲストとして登場してくれます。

 

そして、【STVラジオ LIVEくれよん 2019】は、
2019年3月2日(土)ZEPP SAPPOROにて開催。
今回は私KANと佐藤竹善さん! そして、菅原龍平
・見田村千晴・武田英祐一(THE武田組)・伊藤健太(Bass)
・あらきゆうこ(Drums)というメンバーで、
おもしろいステージを作ろうと思ってます。

http://www.stv.jp/radio/event/live904/index.html

 

BAND LIVE TOUR 2017【恋するチンクワンタチンクエ】の
LIVE DVDも好評発売中です。

 

すべての詳細は私のオフィシャルサイト【www.kimuraKAN.com】を
チャック上げ下げしてみてください。

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