牧やすまさ路地裏のスピリッツ

第39回

2019年4月15日(月)

「みんなのあんしん介護」

札幌で老人ホームや介護施設探しのお手伝いをしています
「老後のあんしん札幌相談室」の方にご出演頂き、
身近な介護のお話や、皆さんから寄せられるご相談、
リスナーの皆さんの介護のお悩みにお答え頂くコーナーです

 

今日のお話・・

テーマ「成年後見制度」について
知事公館前法律事務所の弁護士、田頭先生にお話をお聞きしました。

成年後見制度は、単独で適切な判断を行えないもしくは
能力が不十分である方々が、判断能力ある人と同様に充実した
生活ができるよう支援する制度です。本人の権限を奪って
他人が財産管理をする制度と誤解されがちなのですが、
本来的には、私たちの誰もが等しく
「自分らしく生きる」ために設けられた制度といえます。

一言で成年後見制度といっても、衰えの程度によって実は
「後見人」「保佐人」「補助人」と類型が分かれるのです。
この分類が成年後見制度で重要なのですが、本日は時間の関係上、
「判断能力ごとに制度が分かれているんだな。完全な認知症ではなく
少し怪しくなってきたな・不安だなという段階から使える制度なんだな」
という程度だけ抑えておくと良いと思います。後見人・保佐人・補助人は
本人や家族から得る情報等をもとにもし意思表明ができたならどう
希望してただろうかを想像して、その方にとって最善の利益は何か考えての支援になります。

お問い合わせ

老後のあんしん札幌相談室

お問い合わせ:0120-652-118
(フリーダイヤル ろうごに いいわ)


受付時間:平日・午前9時〜午後7時
老後のあんしん