MUSIC★J

2021年9月18日OA

2021年9月18日(土)

2021年9月18日(土)

M01「悲しい気持ち/桑田佳祐」
M02「STAND BY ME/JOHN LENNON」
M03「秋からも、そばにいて/南野陽子」
M04「ケンとメリー〜愛と風のように〜/バズ」
M05「Ms.(ミズ)/南沙織」
M06「あの頃のまま/ブレッド&バター」
M07「SCARBOROUGH FAIR/CANTICLE/SIMON&GARFUNKEL」
M08「あの娘の素顔/風」
M09「防波堤/風」

M10「風は秋色/松田聖子」
M11「恋=Do!/田原俊彦」
M12「TIME ZONE/男闘呼組」
M13「DANGER ZONE/KENNY LOGGINS」
M14「青春は舟/ダ・カーポ」
M15「太陽は泣いている/いしだあゆみ」
M16「虹色の湖/中村晃子」
M17「ポケットいっぱいの秘密/アグネス・チャン」
M18「だれかが風の中で/上條恒彦」
M19「ハロー・トゥデイ~Hello Today/松原みき」
M20「少年時代/井上陽水」

M21「マイアミ午前5時/松田聖子」
M22「愛撫/中森明菜」
M23「ロンサム・シティー/西城秀樹」
M24「ルーム・キー/森進一」
M25「四月物語/近藤真彦」
M26「心象風景/太田裕美」
M27「ささやきの妖精/斉藤由貴」
M28「櫻の園/松田聖子」
M29「英雄/吉田拓郎」

「四月物語/近藤真彦」大滝詠一とのアルバム「EACH TIME」に収められた「木の葉のスケッチ」と同じシチュエーションで書かれた詞。
かつて想いを寄せあった男女が「神様のくれた偶然」によって街で再会する、というストーリーなのだが、両者が違うのは主人公の年齢。
「四月物語」のふたりはまだ若いので「このあと、お茶でもどう?」と男が問いかけるところで終わる。
一方「木の葉のスケッチ」は誘いを受けた女性が「このあと予定があるから」と断るという結末。
同じシチュエーションでも主人公の年齢層を変えることで作品を書き分ける。
そうした「腕」が無ければ、感性だけでプロの作詞家を続けることは出来ないのだなあ、と思い知った1984年。
松崎真人
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