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16年ぶりの開催!大相撲 恵庭場所〜土俵づくりに密着

2017年8月18日(金)

16年ぶりの開催!大相撲 恵庭場所〜土俵づくりに密着

今年も大相撲夏巡業が北海道にやって来ました!横綱・稀勢の里ら人気力士も集結し、16年ぶりの開催となった恵庭場所。その賑わいや、土俵づくりの様子に密着取材しました。

恵庭場所

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大相撲の夏巡業・恵庭場所が、きょう8月18日(金)恵庭市総合体育館でおこなわれました。恵庭市で行われるのは16年ぶりともあり、およそ2000人の観客が詰めかけました。注目はやはり、19年ぶりに誕生した日本出身横綱・稀勢の里です。ケガの影響で取り組みはおこなわなかった稀勢の里ですが、見事な土俵入りを披露してくれました。
この後は「嘉風 対 御嶽海」「高安 対 玉鷲」、そして「豪栄道 対 日馬富士」の取り組みが行われ、会場は多いに盛り上がりました。
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巡業は年4回、全国各地をまわって相撲の普及を目的に開催されています。「ちびっこ稽古」もその一つです。力士は、子ども達が押してもビクともせず、反対に軽々と持ち上げられるなど、その力強い姿に会場は大盛り上がりしました。
巡業部の枝川親方は「北海道は大横綱をたくさん輩出している土地。お子さん達ももっと相撲をやってもらいたい」と話していました。

土俵づくりに密着!

恵庭場所のために体育館に用意された土俵は、今日一日しか使われないものですが、短時間で作るための驚きの技術と知恵が詰め込まれています。
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昨日8月17日(木)の朝8時、体育館に約80人のスタッフが集結しました。恵庭市民や文教大学のボランティアの皆さんです。
土俵の土台となるのは大きな発泡スチロールです。力士の体重を支えられる特別な材質だそうです。土俵のふちを囲い、その上には恵庭市の土が敷き詰められました。

この設営を取り仕切るのは「呼出(よびだし)」と呼ばれる土俵づくりのエキスパートです。機械を使わずに、手作業でおこなわれ、熟練の感覚によって素早く正確に作られていきます。最後に俵が円形に埋め込まれて土俵が完成。何もなかった体育館に、6時間という短い時間で綺麗な土俵が出来上がりました。


今年の北海道夏巡業は、明日8月19日(土)は札幌市東区の「つどーむ」で札幌場所、明後日8月20日(日)は旭川市「大雪アリーナ」で旭川場所が開催されます。
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