知って得する!食べ合わせの新常識
2018年1月22日(月)
知って得する!食べ合わせの新常識
本日の特集は、組み合わせ次第で、その食材の良さを最大限に生かす可能性のある“食べ合わせ”について、管理栄養士の上坂マチコ先生にお聞きしました。上坂先生は、光塩学園女子短期大学で栄養学の非常勤講師を務めながら講演会を行うなど、栄養学のエキスパートととして活躍されています。
前回の内容はバックナンバーをご覧ください。
「食材の相性“食べ合わせ”〜少しの工夫で栄養アップ!」2017年11月28日(火)
http://www.stv.jp/tv/dosanko_eve/tokushu/u3f86t000002ttf4.html
前回の内容はバックナンバーをご覧ください。
「食材の相性“食べ合わせ”〜少しの工夫で栄養アップ!」2017年11月28日(火)
http://www.stv.jp/tv/dosanko_eve/tokushu/u3f86t000002ttf4.html
食べ合わせクイズ“相方はどっち〜!?”
クイズ形式で食べ合わせのポイントを教えていただきました。
Q: ホウレン草と一緒に食べると栄養素の吸収が良くなるのは?
正解:バター
ホウレン草に含まれる「β–カロテン」は、バターなど油と一緒に摂ることで吸収がアップします。
ホウレン草に含まれる「カルシウム」と「鉄」は、ベーコンやハムなどに含まれる「リン酸塩」によって吸収が悪くなります。
ホウレン草に含まれる「β–カロテン」は、バターなど油と一緒に摂ることで吸収がアップします。
ホウレン草に含まれる「カルシウム」と「鉄」は、ベーコンやハムなどに含まれる「リン酸塩」によって吸収が悪くなります。
Q: みかんと一緒に食べると栄養素を引き立たせてくれるものは?
正解:イチゴ
ミカンに含まれる「ビタミンP」は、イチゴなどに多い「ビタミンC」の働きを助け、毛細血管を丈夫にする働きがあります。
ミカンに含まれる「食物繊維」は、取り過ぎると豆乳などに含まれる「マグネシウム」の吸収を妨げてしまいます。
ミカンに含まれる「ビタミンP」は、イチゴなどに多い「ビタミンC」の働きを助け、毛細血管を丈夫にする働きがあります。
ミカンに含まれる「食物繊維」は、取り過ぎると豆乳などに含まれる「マグネシウム」の吸収を妨げてしまいます。
Q: お餅と一緒に食べると消化を良くしてくれるものは?
正解:大根おろし
大根にあるでんぷん分解酵素「アミラーゼ」が含まれているので、でんぷんの多いお餅の消化を助けます。
ゴボウは繊維が多いので、あまり消化が良くありません。
大根にあるでんぷん分解酵素「アミラーゼ」が含まれているので、でんぷんの多いお餅の消化を助けます。
ゴボウは繊維が多いので、あまり消化が良くありません。
Q: きょう1月22日はカレーの日。豚肉の入ったポークカレーと一緒に食べると疲労回復の助けを高めるのは?
正解:らっきょう
豚肉に含まれる「ビタミンB1」は、らっきょうに含まれ殺菌作用のある「アリシン」で吸収が良くなり、疲労回復の助けを高めます。
カレー自体カロリーが高く、福神漬けもカロリーと糖質が高いので、らっきょうのほうがオススメです。
豚肉に含まれる「ビタミンB1」は、らっきょうに含まれ殺菌作用のある「アリシン」で吸収が良くなり、疲労回復の助けを高めます。
カレー自体カロリーが高く、福神漬けもカロリーと糖質が高いので、らっきょうのほうがオススメです。
ベストな食べ合わせはどっち〜!?
Q: カルシウムの吸収と働きが良くなるのは?
正解: 鮭+チーズ
鮭に含まれる「ビタミンD」は、チーズなどに含まれる「カルシウム」の吸収を促すので丈夫な骨を作ります。
ししゃもに含まれる「カルシウム」は、ホウレン草に含まれる「シュウ酸」によって吸収が阻害されてしまいます。ですが、「シュウ酸」は水に溶けやすいので、ホウレン草を茹でてからならOKだそうです。
鮭に含まれる「ビタミンD」は、チーズなどに含まれる「カルシウム」の吸収を促すので丈夫な骨を作ります。
ししゃもに含まれる「カルシウム」は、ホウレン草に含まれる「シュウ酸」によって吸収が阻害されてしまいます。ですが、「シュウ酸」は水に溶けやすいので、ホウレン草を茹でてからならOKだそうです。
Q: 鉄分をよりよく摂取できるのは?
正解: じゃがいも+ひじき
ひじきの「鉄」はジャガイモに含まれる「ビタミンC」によって吸収が良くなります。一緒に煮るのも良いです。
レバーに多い「鉄」は、玄米に含まれるミネラルの排出をする「フィチン酸」によって吸収が悪くなってしまいます。
ひじきの「鉄」はジャガイモに含まれる「ビタミンC」によって吸収が良くなります。一緒に煮るのも良いです。
レバーに多い「鉄」は、玄米に含まれるミネラルの排出をする「フィチン酸」によって吸収が悪くなってしまいます。
鍋料理の食材、相性が良くない物は?
正解: 鶏もも肉+シイタケ
鶏もも肉に含まれる「亜鉛」は、キノコ類に多い「食物繊維」を多く摂る事で吸収が妨げられてしまいます。
鶏もも肉に含まれる「亜鉛」は、キノコ類に多い「食物繊維」を多く摂る事で吸収が妨げられてしまいます。