どさんこワイド179

新企画!どさんこレコーダー「中古レコード専門店」を定点観察

2018年8月7日(火)

新企画!どさんこレコーダー「中古レコード専門店」を定点観察

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北海道のある場所を定点観察する新企画「どさんこレコーダー」。第1回の今日は、懐かしい昭和の名曲が集まる、狸小路の「中古レコード専門店」に密着しました。そこには様々な人間模様がありました。

フレッシュエアー

【場所】狸小路 西7丁目
【電話番号】011-261-4272
【営業時間】11:00〜19:00
【定休日】水曜日
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狸小路商店街の7丁目にある中古レコード専門店です。約3万枚のレコードが所狭しと並んでいます。アイドルの追っかけをしていたという60代の女性は、青春時代の一枚を探しにやって来ました。あおい輝彦さんの「涙くんさよなら」を聞くと、学生時代に友達と歌った思い出が蘇ると言います。
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砂川市からわざわざやってきたという70歳の男性。月に一度は必ずレコードを買いに来ています。父親の影響でレコードを好きになったそうです。しかし当時は初任給が1万9000円程の時代。そのとき値段が高くて買えなかったレコードを、少しずつ集めるのが定年後の現在の楽しみだそうです。
懐かしの音楽を買いにくるお客さんは年配の方だけではありません。母の影響で古い曲が大好きになったという24歳の男性は、親子で仲良くレコード選びをしていました。
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日本の昭和歌謡は外国人にも人気があるようです。英語教師をしているアメリカ人男性は「アメリカの友達にプレゼントする」と言い、八神純子さんの「ロンリー・ガール(1983年)」を購入しました。アメリカのレコード店でも日本の昭和歌謡が販されていて、ちょっとしたブームになっているそうです。
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続いて出会ったのは、札幌の高校に通う16歳・治田七海さん。小学生の時に金管バンドに所属したことをきっかけにジャズにハマり、毎月のお小遣いはほとんどレコードに使ってしまうそうです。お母さんの許可をいただき、自宅のお部屋を見せていただきました。レコードのコレクションは160枚以上。お気に入りは、トロンボーンの第一人者「J.J.ジョンソン」の一枚だそうです。小学3年生でトロンボーンを始め、中学ではプロの一緒にライブ演奏するほどの腕前に。そして昨年、念願だったアメリカに留学し、本場のお客さんから喝采を浴びました。七海さんの将来の夢は「ニューヨークでも通用するミュージシャンになること」です。
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夜7時になると、店内は仕事終わりのサラリーマンで賑わいます。そんな中、一組の男女がいました。2人は遠距離恋愛中のカップル。昭和の洋楽が好きでレコードにハマったそうです。2人の思い出の曲は「ビリー・ジョエル」の「ロンゲスト・タイム」。この日もお気に入りのレコードを選び出し、2人の忘れられない一曲がまた一つ増えたようです。
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