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札幌の歴史探訪!てくてく洋二〜定山渓編

2021年5月7日(金)

札幌の歴史探訪!てくてく洋二〜定山渓編

北海道の知られざる歴史を、木村洋二アナウンサーと専門家が歩いて辿るコーナー「てくてく洋二」。今回は知られざる歴史から最新のスポットまで、定山渓の歴史を辿りました。
今回ガイドをしてくれたのは、生まれも育ちも定山渓。観光協会の元職員・森よし子さんです。
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昭和4年の定山渓の古地図を見ながら歴史を辿りました。
まずは定山渓の発展を支えた歴史的な場所へ向かいました。そこは国道沿い、「ホテルミリオーネ」の横。今は何の変哲もない空き地ですが、実は「定山渓鉄道」の終点がありました。景気が良かった頃は、旅館の人達がお客さんをホームまで迎えに来ていたそうです。
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温泉街の中心部にかかる橋。ここは定山渓で、最初に橋が架けられた場所です。昔はこの辺りにプールのような温泉がありました。お客さんはほとんどが男性。定山渓は接待の場所だったので札幌の奥座敷と呼ばれ、ボートや屋形船を貸し出す所もありました。今は家族連れ、昔はお偉いさんが芸者さんを連れて舟遊びをしていたそうです。
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90年以上前の昭和初期。定山渓の住宅街の奥に飛行場を作る計画がありました。古い地図にあった「飛行場着陸場 予定地」は、今は全長300m以上、「北海道バーバリアンズ」というラグビーチームの練習場になっています。
元々、北海道に初めて飛行機が着陸したのは、古い地図が作られる3年前。「千歳飛行場」です。当時の滑走路は200m。そう考えると広さは十分なのですが、結局実現しませんでした。
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今から60年以上前。当時、ジャングルのような密林を開拓して誕生したのが「定山渓グランドホテル」です。その後「グランドホテル瑞苑」として親しまれてきましたが、2年前に閉館。そして今年の7月。新しいホテルに生まれ変わります。

今回、特別に工事現場を覗かせて頂きました。アフターコロナ対策として、外観や内装、家具など全てに“光触媒コーティング”を施しています。コーティングすることで抗菌・抗カビ・抗ウイルス効果があります。グランドホテルのロビーに飾られていた、尾形光琳の作品も飾られます。ホテルの全室や大浴場、エステサロンからは定山渓のキレイな渓谷が見渡せます。伝統を守りつつ、アフターコロナも意識した新しいホテルです。
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