“ゴンッ”と 北本 隆雄
2017年11月18日(土)

北本 隆雄
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最近、家の二重窓によく頭をぶつけてしまいます。
朝、カーテンを開け「おー今日は久々に晴れている!」などと外をのぞき込もうとしたときに、二重窓の内側のガラスに“ゴンッ”とぶつかります。土埃がついている外側の窓ガラスに比べて内側はキレイなため、そこに一枚あることを忘れてしまうのです。
私の住んでいた関西では一般的に窓ガラスは一枚です。北海道生活一年目の私は「頭をぶつけてしまうのは二重窓にまだ慣れていないからだ。慣れていない人はみんなそうなるのだ。」と思いました。しかし、本州出身の先輩アナウンサーから返ってきた答えは
「私、ぶつかったことない。」
いやいや、でも世の中には私と同じような人はいるはずだとインターネットで調べてみると、ぶつかったときの対処法がいろいろと出てきました。ただそれは、人間の、ではなく鳥の、ばかりでした。「もし窓にぶつかり気絶していたら、意識が戻るまで安全なところに移動させておきましょう」とのこと。窓ガラスにぶつかる人間は私だけなのでしょうか。
つい先日、札幌に雪が降ったときも「おっ、雪だ」と外をのぞこうとして“ゴンッ”とぶつかり、ひとりで笑っていました。
二重窓の距離感覚に慣れるのが、私の冬の目標です。
朝、カーテンを開け「おー今日は久々に晴れている!」などと外をのぞき込もうとしたときに、二重窓の内側のガラスに“ゴンッ”とぶつかります。土埃がついている外側の窓ガラスに比べて内側はキレイなため、そこに一枚あることを忘れてしまうのです。
私の住んでいた関西では一般的に窓ガラスは一枚です。北海道生活一年目の私は「頭をぶつけてしまうのは二重窓にまだ慣れていないからだ。慣れていない人はみんなそうなるのだ。」と思いました。しかし、本州出身の先輩アナウンサーから返ってきた答えは
「私、ぶつかったことない。」
いやいや、でも世の中には私と同じような人はいるはずだとインターネットで調べてみると、ぶつかったときの対処法がいろいろと出てきました。ただそれは、人間の、ではなく鳥の、ばかりでした。「もし窓にぶつかり気絶していたら、意識が戻るまで安全なところに移動させておきましょう」とのこと。窓ガラスにぶつかる人間は私だけなのでしょうか。
つい先日、札幌に雪が降ったときも「おっ、雪だ」と外をのぞこうとして“ゴンッ”とぶつかり、ひとりで笑っていました。
二重窓の距離感覚に慣れるのが、私の冬の目標です。