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たけなわ&はしゃぐ→漢字で書けます?  小出 朗

アナウンサーの命といえる言葉。
日本語には漢字や平仮名カタカナなど様々な文字があり、これを私たちは自然に使い分けていますが、世界から見るとかなり高度だと言われます。
その中でも漢字に関しては日本人である私たちでさえ、読むのに手こずることがあります。
それでも一つ一つに深い意味があり、改めてその味わいに浸ることで漢字の持つ魅力を知ることにもつながります。
先日、放送されたクイズ番組での書き問題。
「宴もなけなわ」の「たけなわ」を書きなさい。
パーティーなどで、締めの挨拶の経験がある方は90パーセントの確率で使ったことがあるだろう決まり文句。「宴もたけなわプリンスホテル」は鉄板のオヤジギャグですよね。
ただ、書いてみよ!!となると中々出てこない。
私も恥ずかしながら、書くことはできませんでした。
正解は「酣」
お酒が発酵して甘く、一番おいしくなってきた頃というのが語源の一つとされています。
そこから転じて物事の真っ盛りを意味するようになったそうです。
私はどちらかというとお酒が回って、甘く一番おいしく感じられる時とも感じられますが(笑)
さらにもう一つ
「はしゃぐ」を漢字に直しなさい。
正解は「燥ぐ」
こちらは“陰湿”など負のイメージがある「湿る」とは反対の意味にあたる“乾燥”の「燥」で、はしゃぐ。
何気なく使っている言葉が身近な漢字からできていたとは驚きました。
物事の本質を捉える時にその意味を考えることで、難しい物も実はわかりやすく見えてくるのかもしれないと感じました。
秋の夜長に、文字の一つ一つが持つ意味をかみ締めながら読書というのも趣があるとは思いませんか。

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