アナウンサー

アナウンサーブログ

Announcer Blog

私の強み?  村雨 美紀

顔写真
村雨 美紀 プロフィールへ
先日、自分があるものに強いことが分かりました。
それはスケトウダラの漁の取材でのこと。漁船に乗り、8時間の漁に密着させて頂きました。私を含めスタッフ全員が心配していたのは「船酔い」です。朝食は食べた方がいいのかなど、どうしたら酔いにくいのかを話し合い、睡眠をしっかりとり、出港時間から逆算して酔い止めを飲み、万全の状態で臨みました。

朝4時。まだ港が真っ暗の中、出港。
「大漁でありますように。そして…酔いませんように!」
しかし願いむなしく、5分後。まだ港も近くに見える段階でカメラマンの顔色がみるみるうちに白くなり「ちょっとダメかも」の一言が…「さすがに早すぎですよ!」などと言っていると、30分後には音声さんもうつむき始めました。
確かにその日は、何かにつかまっていないと立っていられないほど船が揺れることもありました。しかし漁師さんたちによると「どちらかと言えば穏やかで、大したことはない」とのこと。「これで穏やか!?」と耳を疑いました。
そして数時間後にはついにディレクターの口数も少なくなり…私以外のスタッフ全員がスケトウダラの姿を見る前に船酔いに苦しんでいました。これには漁師さんたちも笑うしかありません。
船酔いを防ぐためには水平線を見ることが良いとされていますが…まだ日の出前。どこを見渡しても真っ暗で何も見えない、これが辛いのです。見ている景色は暗闇で変化がないのに、体は揺れを感じている。これによって平衡感覚のバランスがおかしくなることが船酔いの原因となります。
ただ、私は少しも気分が悪くなることはありませんでした。漁の様子を取材することはもちろん、船内でコーヒーを飲んだり漁師さんが作ってくれたスケトウダラの三平汁を頂いたりと食べ物を口にできるほど。結局、私は港にいたときと同じ状態のまま8時間の漁の取材を終えました。幼いころよく車酔いをしていたので、まさか船酔いしないとは思っておらず自分でも驚きました。

ただ、船酔いはしませんでしたが、寒い中で神経と体力を使うスケトウダラの漁は本当に過酷だということを身をもって感じました。改めて漁師さんたちの力強さと努力を知り、美味しいお魚が食べられることに感謝しました。
3人のスタッフが船酔いと戦いながら取材したスケトウダラの漁の様子は明日12月1日の「どさんこワイド179」で放送予定です。ぜひお付き合い下さい!
私は船酔いしにくい体質ということが分かったので、これからも体当たり取材でがんばります!

村雨 美紀のバックナンバー

読み込み中…