絵本の雪だるま 油野 純帆
2021年12月18日(土)

油野 純帆
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小さい頃、絵本に出てくるような大きな雪だるまを作ることが夢でした。
私が育った神奈川県では雪が降ることはほとんどなく、天気予報で雪マークが出ると前の晩からわくわくして眠りについたものです。
翌朝、目が覚めると同時に窓の外を見ると、そこはもう別世界!!
普段見ていたご近所さんの茶色い屋根やアスファルトの道路が真っ白な雪に覆われている景色を見て、まるで別の世界に来たような気持ちになったことは忘れられません。
すぐさま実家の階段を駆け降りて玄関のドアを勢いよく開き、寒さを肌で感じながら白い雪の柔らかさを触って嬉しさを噛みしめていました。
しかし、雪が降ると言っても真っ白な雪が積もることは稀で、降ったとしてもみぞれやすぐに溶けてしまう雪ばかり。
私はその水分を多く含んだ雪を何とか雪だるまの形にするため、必死にかき集めて固めていましたが、やっとのことで出来上がった雪だるまはバスケットボールくらいの大きさにしかなりません。
そのため北海道に来て小樽を訪れた際、両手を伸ばしても届かないくらい大きな雪だるまが並んでいるのを見た時には感動しました!
小さい頃に絵本で見た、顔にまん丸の黒い目と人参の鼻がつけられ、頭の上にはバケツをひっくり返した帽子を被り、そして手編みのマフラーを巻いている、あの雪だるまが目の前にあったのです。
大きな雪だるまを作るには十分すぎるほど、たくさんのふわふわとした雪が降り積もる北海道でなら私の夢が叶えられる…!
まずは苦手な手編みのマフラーを準備するところから始めたいと思います。
私が育った神奈川県では雪が降ることはほとんどなく、天気予報で雪マークが出ると前の晩からわくわくして眠りについたものです。
翌朝、目が覚めると同時に窓の外を見ると、そこはもう別世界!!
普段見ていたご近所さんの茶色い屋根やアスファルトの道路が真っ白な雪に覆われている景色を見て、まるで別の世界に来たような気持ちになったことは忘れられません。
すぐさま実家の階段を駆け降りて玄関のドアを勢いよく開き、寒さを肌で感じながら白い雪の柔らかさを触って嬉しさを噛みしめていました。
しかし、雪が降ると言っても真っ白な雪が積もることは稀で、降ったとしてもみぞれやすぐに溶けてしまう雪ばかり。
私はその水分を多く含んだ雪を何とか雪だるまの形にするため、必死にかき集めて固めていましたが、やっとのことで出来上がった雪だるまはバスケットボールくらいの大きさにしかなりません。
そのため北海道に来て小樽を訪れた際、両手を伸ばしても届かないくらい大きな雪だるまが並んでいるのを見た時には感動しました!
小さい頃に絵本で見た、顔にまん丸の黒い目と人参の鼻がつけられ、頭の上にはバケツをひっくり返した帽子を被り、そして手編みのマフラーを巻いている、あの雪だるまが目の前にあったのです。
大きな雪だるまを作るには十分すぎるほど、たくさんのふわふわとした雪が降り積もる北海道でなら私の夢が叶えられる…!
まずは苦手な手編みのマフラーを準備するところから始めたいと思います。