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ほんとにあった”ちょっとだけ”怖い話  高山 幸代

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つい先日の出来事。 
娘を学校へ送り出して一息つき、そろそろ自分も行動開始!というところで携帯電話が鳴った。画面は「非通知設定」とある。
えー、誰だろう…?
普段なら出ないところだが、娘がそろそろ学校に到着する時間。何かあったか…?という不安がよぎり、電話をとった。

「おー!もしもし、幸代?」
やたらと馴れ馴れしい男性の声。
「誰かわかる?えー、わかんない??この声。ああ、非通知になってたか!幸代の元先輩。一緒に遊びに行ったこともあるよ!」
矢継ぎ早にまくしたてる。大きな声とはっきりした口調が、同業者と思えなくもなく、もし本当に先輩のどなたかだったらどうしよう…!?と頭の中が混乱する。
「どちら様でしょうか?わかりません。」と、私は不快感と不信感を出来る限り出しながら応対するが、向こうも「ほんっとにわかんないの?ちょっと待ってよー!」とあくまで馴れ馴れしく詰め寄ってくる。そんな問答を数回繰り返した後、「近くに誰かいるの?」と言われたところで、その問いには答えず(本当は誰もいなかったが)、「朝の忙しい時間に、こんなことしていられないので、もうどなたかおっしゃって下さい!」と私が強めに言うと、「はぁ」という気の抜けたため息とともに、電話が切れた。

もしも本当に誰か知り合いだったら…?というわずかな可能性も想定して、礼を失しない態度は貫いたが、電話が終わって冷静になって考えてみると、やっぱりおかしい。おかしすぎる。そもそも、私を「さちよ」と呼ぶ、あるいは呼んだのは、亡くなった父と、かつてのバレエの恩師と、母方の叔母くらいだ。明らかに相手は、私が「あ、もしかして○○さん?」と返すのを待っていて、それを言おうものなら、その○○さんになりすまして、何か良からぬことをしようと企んでいたのではなかろうか…。

個人情報流出というニュースが頻繁に伝えられる昨今。色々なかたちで悪用されることが考えられます。みなさん、気をつけましょう。

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