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春の名言  高山 幸代

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大仰なタイトルにしてしまったが、9歳になる娘が最近発したことを2つ。あくまで母目線での心に残った言葉なので、ご容赦頂きたい。

その1「マスクを取ったら春の香りがするよ!」
とある学校の植え込みのそばを通りかかった時のこと。何かを感じた娘が、そっとマスクと鼻の間にわずかな空間を作り、言った言葉。(周りに人はいない状況でした。)私も同じようにしてみると、木々の芽吹きなのか、その根元の草が顔を出そうとしているのか、確かに微かな草木の香りが…。マスク生活も1年以上、思えばそんな風に季節を香りで実感することなく、四季が巡ったような気がする。嗅覚も思い出を呼び覚ます大事な記憶。娘のような動物的感覚を大切に、マスクの隙間から季節を感じることを忘れたくないと気づかせてもらった一言だった。

その2「ママ、生んでくれてありがとう」
ドラマティックな言葉に憧れがある一方、あまりにストレートなフレーズがいざ自分に向けられるとドン引きするという、厄介な性格の私。しかし、今回のは絶妙だった。春休み、無二の親友とお泊り会をしたいという希望が、双方の親の電話による打ち合わせで叶うことになった時に、この名台詞が飛び出した。しかも、泣きながら(笑)。よほどうれしかったのだろう。母は、自分に向かってきたその言葉よりも、そんなことを口にしてしまうほど喜べる、大好きなお友達に出逢えたことが、本当にうれしかった。

またひとつ成長を感じた春。新学期も健やかであれ。切なる願いである。

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