平成29年度 第8回 番組審議会議事概要
「全ては熊から教わった!木彫家 藤戸竹喜の世界」について
1.日 時

平成30年1月23日(火)
16:00 〜17:30
16:00 〜17:30
2.場 所

STV放送会館アネックス7階A会議室
3.出席者

[審議会委員]
濱田 康行 委員長
大谷 喜一 副委員長
乾 ルカ 委員
佐藤 寛子 委員
三島 千枝 委員
藪下 裕己 委員
山田 浩司 委員
依田 裕彦 委員
[会社側代表]
根岸 豊明 代表取締役社長
萬谷 慎太郎 取締役編成局長
石部 善輝 取締役経営計画室長
原田 哲哉 取締役編成局補佐
正力 源一郎 取締役報道局長
加藤 尚道 制作スポーツ局長
図書 嘉幸 コンプライアンス推進室長
[特別出席]
眞鍋 浩史 事業局事業部マネージャー
高橋 晴雄 (株)札幌映像プロダクション シニア・ディレクター
[事 務 局]
図書 嘉幸 コンプライアンス推進室長
東郷 達郎 コンプライアンス推進室考査ライツ部長
岡嶋 真理子 コンプライアンス推進室
4.議題
(1)「全ては熊から教わった!木彫家 藤戸竹喜の世界」(平成29年10月21日(土)放送)について
(2)BPO報告及び12月〜1月の視聴者対応状況等について
(2)BPO報告及び12月〜1月の視聴者対応状況等について
5.議事の概要
平成29年度第8回番組審議会が1月23日(火)開かれ、STV制作の単発番組「全ては熊から教わった!木彫家 藤戸竹喜の世界」(平成29年10月21日放送)を議題に審議がおこなわれました。委員からは、以下のようなご意見、ご指摘をいただきました。
◇映像を通して氏の作品にただただ驚嘆させられ圧倒された。「木の命を頂いているのだからよい作品を残す」という言葉など、藤戸氏のよいコメントを引き出していた。
◇藤戸氏の圧倒的な存在感が番組を支えていた。作品をじかに観てみたいと素直に思った。
◇頭の中のイメージを確実に形にできる。どうやったらこんな作品が作れるのかと思った。
◇芸術家としての厳格な表情の一方で、スタッフに向ける茶目っ気ある顔や、オートバイでのツーリングのシーンなどから、藤戸氏に好感がもてた。
◇氏の一大転機になったという観音像を作るきっかけや、これがその後の氏の作品にどう影響をあたえたのか。藤戸氏自身のコメントや紹介があってもよかった。
◇番組の「全ては熊から教わった」のサブタイトルはストレートにわかりやすく非常によかったが、逆に、「熊から教わった」という事実がわからなかった。
◇制作の経過を追いながら場面転換しつつ、合間合間に季節の変わり目や時間経過が感じさせるなど構成が工夫されていて、見る方を飽きさせなかった。
◇光の当て方など重厚感があり、映像的にもおしゃれで奇麗な感じを受けた。プロの作品だと思った。
◇字幕が小さく見にくかった。また、藤戸の声が聞き取りにくかったりピアノのBGもあって話の内容がよく理解できないところもあった。土曜10時30分からという生活音が多い放送時間帯でもあるので、もう少し字幕があってもよかった。
◇氏のメインテーマは「命を頂いて作るのだから、良い作品を残したい」ということだと思う。これは「木」を扱う者にとっての共通の思いとして共感した。
◇ナレーションがなく、チェーンソーや藤戸の息遣いだけでのシーンだけでもよく伝わって見ていられた。女性のNAもマッチしていた。
◇全体として、藤戸氏の彫刻に取り組む姿勢が良くわかり、観た人にも伝わったのではないか。アイヌ文化を知る上でもよかった。
◇カムイノミから2本目の木を切っていたが、「命を頂いて作る」といっていた1本目の木や、巻き添えになって倒れた木にも命があるのではと思った。
◇藤戸氏自体まったく知らなかったが、番組冒頭からいきなり引き込まれ、画面を見ているうちにとんどん迫力が出てきた。こんな存在感のある木彫家を知らなかった。もっと知らしめるべきだと思った。
◇6か月かけて取材しており、練りに練ったものだろうが、説明不足の部分もあった。ホテル鶴雅とマリモ祭りがどう関係あるのか、藤戸さんとのつながりがわからなく、観光要素も強く感じ、ストーリーとしての意味が理解できないところがあった。
◇芸術家と職人は違うが、藤戸氏は間に立っている。中間形態を描くことは難しい。そこに番組は挑戦していると感じた。
◇氏の言う「木の命を頂いて」という感覚がわかりにくかった。そこをもう少し描いて欲しかった。
◇全体としては流れもよく、落ち着いた気持ちで見ることができた。自分の知らない世界が芸術性を持っていることを教えてくれる印象的な番組だった。
この後、編成局から2月放送予定のテレビ単発番組についての説明があり、12月〜1月の視聴者対応報告およびBPO報告などを行い番組審議会を終了しました。
次回、平成29年度第9回番組審議会は、平成30年2月27日(火)に開催を予定しています。
◇映像を通して氏の作品にただただ驚嘆させられ圧倒された。「木の命を頂いているのだからよい作品を残す」という言葉など、藤戸氏のよいコメントを引き出していた。
◇藤戸氏の圧倒的な存在感が番組を支えていた。作品をじかに観てみたいと素直に思った。
◇頭の中のイメージを確実に形にできる。どうやったらこんな作品が作れるのかと思った。
◇芸術家としての厳格な表情の一方で、スタッフに向ける茶目っ気ある顔や、オートバイでのツーリングのシーンなどから、藤戸氏に好感がもてた。
◇氏の一大転機になったという観音像を作るきっかけや、これがその後の氏の作品にどう影響をあたえたのか。藤戸氏自身のコメントや紹介があってもよかった。
◇番組の「全ては熊から教わった」のサブタイトルはストレートにわかりやすく非常によかったが、逆に、「熊から教わった」という事実がわからなかった。
◇制作の経過を追いながら場面転換しつつ、合間合間に季節の変わり目や時間経過が感じさせるなど構成が工夫されていて、見る方を飽きさせなかった。
◇光の当て方など重厚感があり、映像的にもおしゃれで奇麗な感じを受けた。プロの作品だと思った。
◇字幕が小さく見にくかった。また、藤戸の声が聞き取りにくかったりピアノのBGもあって話の内容がよく理解できないところもあった。土曜10時30分からという生活音が多い放送時間帯でもあるので、もう少し字幕があってもよかった。
◇氏のメインテーマは「命を頂いて作るのだから、良い作品を残したい」ということだと思う。これは「木」を扱う者にとっての共通の思いとして共感した。
◇ナレーションがなく、チェーンソーや藤戸の息遣いだけでのシーンだけでもよく伝わって見ていられた。女性のNAもマッチしていた。
◇全体として、藤戸氏の彫刻に取り組む姿勢が良くわかり、観た人にも伝わったのではないか。アイヌ文化を知る上でもよかった。
◇カムイノミから2本目の木を切っていたが、「命を頂いて作る」といっていた1本目の木や、巻き添えになって倒れた木にも命があるのではと思った。
◇藤戸氏自体まったく知らなかったが、番組冒頭からいきなり引き込まれ、画面を見ているうちにとんどん迫力が出てきた。こんな存在感のある木彫家を知らなかった。もっと知らしめるべきだと思った。
◇6か月かけて取材しており、練りに練ったものだろうが、説明不足の部分もあった。ホテル鶴雅とマリモ祭りがどう関係あるのか、藤戸さんとのつながりがわからなく、観光要素も強く感じ、ストーリーとしての意味が理解できないところがあった。
◇芸術家と職人は違うが、藤戸氏は間に立っている。中間形態を描くことは難しい。そこに番組は挑戦していると感じた。
◇氏の言う「木の命を頂いて」という感覚がわかりにくかった。そこをもう少し描いて欲しかった。
◇全体としては流れもよく、落ち着いた気持ちで見ることができた。自分の知らない世界が芸術性を持っていることを教えてくれる印象的な番組だった。
この後、編成局から2月放送予定のテレビ単発番組についての説明があり、12月〜1月の視聴者対応報告およびBPO報告などを行い番組審議会を終了しました。
次回、平成29年度第9回番組審議会は、平成30年2月27日(火)に開催を予定しています。