ＪＲ函館線銭函駅付近で小屋が燃える火事がありました。

近くの船にも延焼しているということです。

（百瀬記者）「通報から１時間以上経ちましたが、依然として消火活動が続いています。白い煙が沿線の方に流れ込んでいます」

丸焦げになった船に、近くの小屋もほとんどが燃えてしまっています。

（撮影した人）「あ～延焼したな」

午後４時半ごろの映像です。

けたたましいサイレン音ともに黒い煙があがっています。

火事があったのは、小樽市のＪＲ函館線・銭函駅付近です。

午後４時ごろ、付近の住民から「漁師の番屋が燃えています」と消防に通報がありました。

消防によりますと、近くに停まっていた船３隻に延焼しているということですが、いまのところけが人は確認されていません。

（目撃者）「燃えている状態で。海の方から写真を撮ったら船が燃えているような状況でした」

この火事の影響で、普通列車と快速エアポートの２本が立ち往生していて、午後６時過ぎ、乗客は梯子を使って列車から降ろされました。

（乗客）「やっと降りられるという感じでした。いっぱい乗っていましたけど慌てる様子もなく冷静でした」

（乗客）「子どもが泣いていたからちょっとかわいそうだった。平気ですってママは言っていたけどかわいそうだった」

函館線は手稲と小樽の間で終日の運転見合わせが決まっていて、快速エアポート１４本を含む３８本が運休しています。

運転再開のめどは立っていません。