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自動運転バス実証実験 車内で乗客が転倒 シートベルトが適切に着用されていなかったか 札幌市

札幌市は、2025年10月30日午後1時前、「定山渓温泉自動運転バス実証実験」で、車内で乗客が転倒する事故が発生したと発表しました。

「定山渓温泉自動運転バス実証実験」は、自動運転バスの実証実験として乗客定員7人で定山渓の観光スポットを巡るもので、10月21日から11月3日まで運行予定です。

札幌市によりますと、30日、自動運転バスが障害物を検知して急停止した際、乗客が座席から離れて倒れてしまったということです。

乗客はシートベルトを適切に着用できていなかったということで、市は、スタッフから乗客にシートベルトの着用をお願いして目視で確認しているものの、スタッフの確認が不十分だった可能性があるとしています。

今後は、乗客にシートベルトを引っ張ってもらうなど装着状態を確認したうえで、乗務員の目視で安全を確認するということです。

自動運転バスは事故のあと運休していましたが、11月1日午前11時から運行を再開しています。

11/01(土) 13:10

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