工事車両が滑走路内に進入 国の事故調査官が現地を調査 北海道・新千歳空港内の滑走路トラブル
2024年11月28日新千歳空港で、貨物機の着陸時に工事車両が滑走路に進入したトラブルで、国土交通省の事故調査官がきょう(11月30日)から現地で調査をはじめました。
運輸安全委員会の事故調査官2人が午後1時ごろ、新千歳空港に到着して調査をはじめました。
11月28日午前0時ごろ「スプリングジャパン」の貨物機が管制官から許可を受け着陸しようとしている最中に、誘導路の工事に向かっていた車両が滑走路に進入しました。
貨物機は、工事車両が滑走路から出たのを確認し着陸したため、乗員2人にけがはありませんでしたが、国土交通省は事故につながりかねない「重大インシデント」に認定しました。
( 運輸安全委員会事務局 小松原 健史 航空事故調査官)「まずは事実関係をはっきりさせてからですね。例えばヒューマンファクターとかですね、他に何か要因があったか、そう言った形で進めていきたいと考えております」
事故調査官はあす(12月1日)も調査を行い、当時の状況などを詳しく調べる予定です。
11/30(土) 17:54