“支笏湖チップ”の採卵作業「来年の卵確保できて一安心」ふ化した約1万5000匹の稚魚放流予定
北海道千歳市内では「支笏湖チップ」と呼ばれるヒメマスの採卵作業が始まりました。
ふ化した稚魚は2026年6月に放流されます。
生け簀から取り出されたのは、支笏湖特産のヒメマス「支笏湖チップ」です。
メスの腹からとられたオレンジ色の卵にオスの精子をかけて慎重にかき混ぜていきます。
支笏湖チップの資源確保が目的で、この漁業組合では2008年から続いています。
(支笏湖漁業協同組合 佐藤晴一事務局長)「来年放流する卵や他の湖に分ける卵も確保できる見通しがついたので一安心している」
2026年6月には、ふ化したおよそ1万5000匹の稚魚が支笏湖に放流されます。
11/03(月) 11:17