小樽港の防波堤3か所 国の重要文化財に指定へ 100年以上前に完成…優れた構造と高度な技術
10月24日に開かれた文化庁の会議で、北海道小樽市の小樽港の防波堤3か所が、国の重要文化財に指定される運びとなりました。
重要文化財に選ばれる見通しとなったのは、小樽港の北防波堤と南防波堤、島防波堤の3つです。
これらの防波堤は1908年から1921年までに完成していて、安定性に優れた構造と高度なコンクリート技術で作られました。
日本人技術者が調査から計画、設計などすべての工程を統括し、北海道開拓の重要拠点である小樽の発展を支え続けた記念碑的な施設であるとして、24日の文化審議会で重要文化財に指定するよう答申されました。
今後、正式に追加される見通しです。
10/24(金) 19:21