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寿都町長選 現職の片岡氏が7選 「核のごみ」の最終処分場選定に向けた概要調査が争点

いわゆる「核のごみ」の最終処分場選定に向けた概要調査への移行の是非をめぐって争われた寿都町長選挙は、きのう投開票が行われ、現職の片岡春雄さんが7選を果たしました。

(片岡春雄氏)「ばんざーい、ばんざーい」

2人が立候補した寿都町長選挙は、現職の片岡春雄さんが1087票を獲得し、7選を果たしました。

(片岡春雄氏)「ごみ処理というのはどこかでやらなければならない。一石を投じた責任者とし、この輪を全国に広げていく。この話題はストレスを与える話題ではなくてこれが当たり前のように会話できるようにもっとしていきたい。その先頭に立ってこれからも活躍していきたい」

高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場選定に向けた概要調査への移行の是非をめぐり争われた町長選。

(支援者)「お疲れ様でした」

前町議で新人の大串伸吾さんは反対を訴えて600票を集めましたが及びませんでした。

(大串伸吾氏)「このような結果になったことはひとえに私の実力不足。政治に対する器としても、核のごみの問題に不満を持っている方々の受け皿としてもそれが至らなかったことだと思う」

投票率は78.47%で前回より5.6ポイント下がりました。

10/29(水) 06:52

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