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念願!正式にすいしゃまちに「堂々と言えてうれしい」信号標識の付け替え作業で地元住民から歓声あがる

札幌市豊平区の「すいしゃちょう」の読み方が、「すいしゃまち」に10月29日から正式に変更されました。

信号機の標識も新しいものに替わり、地元住民から喜びの声が上がっています。

(山本記者)「すいしゃちょうからすいしゃまちへ、新たな歴史の幕開けです」

札幌市豊平区の「すいしゃちょう」の読み方が29日から「すいしゃまち」に変更されました。

それに合わせてバスの停留所も「すいしゃまち」と書かれた新しいものにー

信号機の標識も「すいしゃまち」に替える工事が始まりました。

念願だった町名の変更に、地元住民からは喜びの声が…

(地元住民)「悲願の…悲願の…みんなの力のおかげで」

(地元住民)「正式にすいしゃまちって堂々と言えるのはうれしい」

(旭水町内会 高橋恒夫会長)「やっとこういうかたちになって本当にうれしく思います」

この地域はもともと「すいしゃまち」として親しまれてきましたが、1979年に市が区画整理の際に「すいしゃちょう」と記載したことで、2つの読み方が混在していました。

地元の町内会では「ちょう」から「まち」に変えるよう市に要望書を提出。

10月6日の市議会では満場一致で可決され、正式に町名変更することになりました。

市では29日、信号機の標識10基を「すいしゃまち」に変更したほか、町内会の協力を得て、会館に設置されていた表示板も取り替えました。

(旭水町内会 高橋恒夫会長)「なんとかすいしゃまちを取り戻したいという熱い思いが実って感無量です。来年の町内の新年会で改めてお披露目をして、みなさんと喜びを分かち合いたい」

新たな歴史の第一歩を踏み出した「すいしゃまち」。

市では今後、住宅などに張られている表示板についても、住民の協力を得て取り替え作業を進めていきたいとしています。

10/29(水) 16:19

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