（山岡記者）「赤や黄色に色づく木々ですが、落ち葉の上には雪が積もっています」

１０月２８日の北海道内は、真冬並みの強い寒気が流れ込んだ影響で、日本海側を中心に雪が降りました。

（マチの人）「寒いなと思って。いつかは来ると思っていたんですけど。メガネが曇る時期だなと思っています」

（林記者）「旭川市の買物公園です。ものの数時間で雪が積もってしまって、ほとんど真冬の風景です」

２７日夜から断続的に雪や雨が降った旭川では、積雪３センチを観測。

１０月に積雪１センチ以上となるのは８年ぶりです。

（旭川市民）「びっくりした。降るとは言っていたけどこんなんだとは思わなかった」

上川地方の山沿いではまとまった量の雪が降り、雪かきに追われる人の姿もー

層雲峡では積雪２４センチとなりました。

道内では強風の影響とみられる被害も出ています。

函館市東山町では午前１１時ごろ、「倉庫が倒れて道路をふさいでいる」と消防に通報がありました。

警察と消防によりますと、倒壊した倉庫はおよそ２時間後に移動され、けが人はいなかったということです。

日本海側沿岸も風が強まり、初山別では最大瞬間風速３０.１メートルを観測しました。

日本海側では内陸を中心に２９日朝にかけても雪の積もるところがあり、路面の凍結や交通障害などに注意が必要です。