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クマ食害の影響で…ヒメリンゴの木を伐採 出没繰り返すクマ対策進む 目撃は札幌市内でも…北海道

北海道内では10月27日もクマの目撃が相次いでいます。

道南の上ノ国町ではヒメリンゴの実を食べるクマが撮影されたほか、札幌市内の住宅街や河川敷でも目撃されました。

道路脇の木の上に登る1頭のクマ。

上ノ国町勝山の国道228号です。

26日午後5時ごろ、街路樹のヒメリンゴの実を食べるクマが撮影されました。

警察によりますと、数日前からリンゴの実を目当てに出没を繰り返すクマが目撃されていたということです。

被害をうけ、町は27日朝からリンゴの木の伐採作業を行い、クマが人里におりてこないよう対策を進めています。

一方、札幌市でもー

(山本記者)「クマはあちらから道路を渡って緑地に入ったということです」

札幌市東区北丘珠4条3丁目の住宅街では午前9時ごろ、車を運転していた男性が体長1メートルほどのクマを目撃しました。

市によりますと、クマの発見には至らず、痕跡もなかったということです。

また、札幌市中央区南24条西7丁目の豊平川の河川敷でも午前6時すぎ、70代の女性がクマ2頭が川の茂みに入っていくのを目撃しました。

警察によりますと、クマの体長は1頭が約1.5メートルで、もう1頭はそれよりも小さかったということですが、こちらもクマの痕跡は確認できませんでした。

(札幌市環境共生担当課 清尾崇係長)「今のところ可能性は少し低いとみている。1つ1つ情報を正確に把握した上で対応していく必要がある」

札幌市では西区でヒグマ警報が、中央区などではヒグマ注意報が出されていて、警戒が続いています。

10/27(月) 16:06

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