【解説】控訴審で無罪主張 一審は父母ともに有罪判決 娘・瑠奈被告の公判は未定 すすきのホテル殺人
事件の概要ですが、2023年7月、札幌・すすきののホテルから頭部のない男性の遺体が見つかり、田村瑠奈被告と父親の修被告、母親の浩子被告が逮捕・起訴された事件。
被告3人の罪状ですが、田村瑠奈被告は殺人と死体損壊などの罪に、父親の修被告は殺人ほう助と死体損壊ほう助などの罪。
そして、母親の浩子被告は死体遺棄ほう助と死体損壊ほう助の罪に問われました。
田村修被告の1審では殺人ほう助と死体領得ほう助は認められず、死体損壊ほう助と死体遺棄ほう助が有罪となったため、修被告は1審判決で懲役1年4か月・執行猶予4年の有罪判決を、浩子被告には懲役1年2か月・執行猶予3年の有罪判決が言い渡されましたが、修被告・浩子被告ともに判決を不服として控訴しました。
実行犯とされる田村瑠奈被告は公判の見通しは立っていません。
11月4日に行われた田村修被告の控訴審で、修被告の弁護側は、ほう助は故意ではなく死体損壊ほう助罪は成立しないとして、無罪を主張しています。
裁判は即日結審し判決は2026年1月27日に言い渡されます。
11/04(火) 16:30