【食中毒発生】同じコース料理を食べた2団体のうち16人が発症 苫小牧の居酒屋でノロウイルス

北海道保健福祉部は、2025年5月13日、苫小牧市内の飲食店で食中毒が発生したと発表しました。
食中毒が発生したのは、苫小牧市錦町2丁目の「活魚料理 北海」です。
保健所によりますと、5月2日午後7時ごろから、この店で会食をした2団体29人のうち16人に下痢や嘔吐、吐き気などの食中毒症状があり、その後、有症者の便からノロウイルスが検出されたということです。
症状が出たのは、32歳から54歳までの男性6人と20歳から56歳までの女性10人で、5人が医療機関を受診しましたが、いずれも回復傾向だということです。
2団体はいずれも同じコース料理を注文していて、お通し(もずく、松前漬け、アサリの佃煮)、刺身(マグロ、サーモン、カンパチ、甘エビ、ツブ、ホタテ、生ガキ)、すき焼き、エビフライ、イカフライ、銀ダラの西京焼き、握り寿司(サーモン、ヒラメ、カニ)だったということです。
この日、この飲食店では2団体以外に10人が利用していました。
店は5月11日と12日に営業自粛し、施設や器具の清掃・消毒を実施するなどの必要な措置を実施したとして、営業停止命令を行わないとしています。
05/13(火) 19:32