寒さを乗り切る人気の冬物!リサイクル素材のアウターも エコや機能性に富んだ商品が強い味方に
冬の足音が着実に近づいています。
これから必要になるのが冬物の上着や靴ですが、2025年は機能性はもちろん、エコな商品も注目です。
各地で強い冷え込みとなった10月28日。
札幌中心部でも雪が降るなど、なが~い冬がすぐそこまで近づいています。
こうした中、準備が必要なのが「冬物」グッズです。
ずらっと並んだあたたかそうな上着。
いま人気を集めているのが「セーブ・ザ・ダック」というブランドです。
直訳すると「アヒルを救え」。
一体どのような意味があるのでしょうか。
(紳士用品売り場 名取俊介さん)「ヴィーガンブランドという言われ方もするのですが、動物の羽毛を使わないという形になるので、ペットボトルを再利用したものを中綿に混ぜるような形で使っている。1番のポイントは家庭で洗濯ができること」
環境に優しいこちらの商品。
実際に着てみるとー
(吉岡記者)「着てまず思ったのが、ものすごく軽いです。包まれるようにものすごく暖かいです。これだけの機能性がありながらセーブ・ザ・ダック!環境にも優しいのが魅力」
こちらのアウターもリサイクル素材でつくられていて、2025年は「エコ」な商品が人気だといいます。
これからの時期に欠かせないのはほかにも。
(石田記者)「こちら一見普通のブーツに見えますが、靴底に特徴があるんです」
靴底には模様が入っていて、でこぼこしています。
(第一ゴム 佐藤誠人さん)「靴の模様の工夫によって、滑りにくさを出している底になります。主にアイスバーンや特殊な冬道の路面に対して効果を発揮できます」
この模様によって、靴底が雪や氷に突き刺さる構造になっているといいます。
国産の柔らかいゴムを使用することで、スタッドレスタイヤのように靴底全体で地面を捉え、滑りにくさを生み出しています。
優れた発明として評価され、「北海道地方発明表彰」で特別賞を受賞しました。
(第一ゴム 佐藤誠人さん)「滑りづらく、室内も歩きやすくなったというご好評の声をいただいております。雪が降るところで冬道に苦労しているみなさんに履いていただきたいと思っております」
まもなくやってくる厳しい冬。
エコや機能性に富んだ商品が強い味方となるのでしょうか。