約4メートルにわたりレール頭部が飛散 JR函館線・貨物列車脱線事故で運輸安全委が経過報告
JR函館線で2024年11月に貨物列車が脱線した事故で、国の運輸安全委員会は調査経過報告書を公表しました。
この事故は2024年11月、函館線の森―石倉駅間で札幌方面に走行していた貨物列車が脱線したものです。
報告書によりますと、貨物列車の車両は複数の車輪や台車枠などに事故によるものとみられる損傷があり、脱線していない車両も含めた全21車両で損傷が確認されたということです。
また、脱線現場付近の踏切のレールが破断し、およそ4メートルにわたってレールの頭部が飛散している状態でした。
レールの腹部と底部は腐食し、断面が減少していたということです。
レールが腐食した原因は調査中で、運輸安全委員会は今後、列車が脱線した経緯や再発防止策などについて調査を進めるとしています。
10/31(金) 22:10