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札幌開業に影響も…新幹線残土候補地で住民説明会 住民は反発 残土の行方は

札幌開業の時期に影響が出る可能性も指摘されています。新幹線工事の残土問題をめぐり、新たな受け入れ候補地となった札幌の手稲山口地区で説明会が開かれ、住民から反対意見が相次ぎました。

(地元住民)
「なんでゴミでこの地域が苦しまなきゃいけないんですか」
「はっきり言わせてもらいますけど、私は反対です」
大部分が非公開で開かれた手稲山口地区での説明会。住民が語気を強める理由は「残土」です。2030年度末からの前倒しを目指す、北海道新幹線の札幌開業。トンネル工事では、重金属やヒ素などを含む大量の「要対策土」が出ると見込まれています。市と鉄道、運輸機構は、山口処理場の一部およそ21.4万平方メートルを今後、残土の受け入れ地としたい考えです。
(岡本記者リポート)
「手稲山口の候補地は交通量の多い国道沿いにありまして、さらに進むと小樽ドリームビーチがあって海水浴客で賑わう場所でもあります」
さらに、すぐそばには、住宅や市民農園も。
(市民農園の利用者)
「新幹線が通るのは前からわかっているのになんでいまごろって。ちょっとおかしいなと。そこは疑問に感じる」
「残土」の受け入れを巡っては、手稲区金山地区と厚別区山本地区も候補に挙がっています。しかし、ともに住民の反対意見が相次ぎ、まだ1か所も決まっていません。
(鉄道・運輸機構 斉藤道真課長)
「今後も受け入れ地未定の状況が続くと開業時期に影響が出ることも考えられる。そうならないように手稲山口に丁寧な説明をして調査に入っていきたい」
手稲山口の候補地では7月にも地盤や水質の調査が始まる予定です。解決の糸口さえつかめない「残土」問題。長いトンネルの出口はいまだ、かすんだままです。
6/29(月)「どさんこワイド179」  6/29(月)18:48更新

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