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高騰続いて盗まれるかも 高止まりで悲鳴 岸田首相「備蓄放出」に現場の評価

(ガソリンスタンド店員)「いらっしゃいませ」

札幌市内のガソリンスタンド。

レギュラーガソリンは1リットルあたり166円で販売されていました。

(給油に来た客)「仕方ないのかなと。給油しないわけにはいかないので」

(給油に来た客)「ちょっと少なくなったら足すようにして、支払いの時にいっぱい払わないように」

25日に発表された北海道のレギュラーガソリンの平均価格は、1リットルあたり168円ちょうど。

先週から0.1円値下がりしましたが、依然として高値が続いています。

(根本記者)「こちらの交差点では2つのガソリンスタンドが向かい合っています。手前のガソリンスタンドはレギュラー166円、反対側はレギュラー165円となっています」

価格の高止まりは販売店にも打撃を与えています。

(札幌河辺石油 河辺善一社長)「この何か月間で値段が相当上がっているので、今まで満タンに入れていた方は20Lでいいとか、売り上げは確実に減っています」

冬本番を迎え需要が高まる灯油も、価格が高騰し家計を直撃。

灯油の配達価格は1リットルあたり113.7円と、9週連続の値上がりとなりました。

そのなか独自の支援が広がっています。

灯油やLPガスなどを販売する会社です。

(配達員)「盗難補償を11月1日から始めましたので何かあれば対応します」

11月から新しく始めたサービスが灯油の盗難補償。

灯油の定期配送を利用する一般家庭が対象で盗難の被害にあった際、無料で補填します。

(いちたかガスワン 尾谷憲太朗さん)「灯油の価格を下げられない分、ほかのサービスでお客さまに満足してもらえるよう努力していく」

(配送サービス利用者)「ありがたいことです。業者の方もそれなりに工夫しているのがわかるので、安心してお任せします」

自治体も動き出しました。

(函館市 工藤寿樹市長)「生活困窮世帯に対する灯油購入費の助成。1世帯あたり5000円を助成する市独自の制度」

函館市は生活困窮世帯に対して、1世帯あたり5000円を支給することに決めました。

対象となるのは約2万6000世帯で、12月下旬から申請を受け付けます。

政府も危機感を示しています。

(岸田首相)「国家備蓄石油の一部を売却することを決定いたしました」

日本では災害時などに備え、国や民間などで石油を備蓄しています。

このうち国が蓄える石油の一部を、元売り業者などに売却し価格を抑制したい考えです。

しかし事業者からは。

(札幌河辺石油 河辺善一社長)「消費者にガソリンや灯油を供給販売する立場からすれば、即座に価格に影響するようなことは期待できないのかな」

高止まりが続く原油価格。

事業者や消費者を救う対応が求められています。
11/25(木)「どさんこワイド179」  11/25(木)18:20更新

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