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【解説】「加害者側聞き取りで事実認定は中立ではない」旭川いじめ問題 遺族側弁護団の主張と今後

北海道・旭川市内の公園で廣瀬爽彩さんが凍死した状態でみつかった問題で、旭川市教育委員会の第三者委員会の中間報告を受け、遺族側の弁護団が記者会見に応じました。

遺族側は加害者側からの聞き取りで事実認定するのは、中立ではないという見解を示しました。

(小林大晋弁護士)「ようやくいじめが認定されました。学校は誰が見てもいじめだと言えた状況なのに、なぜ悪ふざけだと言ったのか。なぜいじめではないと断言できたのかいまでも疑問です」

「納得がいっていない部分は、遺族側の聞き取りが不十分な点、遺族提供の資料を事実認定に反映していない点、そのため、爽彩さんの方から何を見て何を聞いてどう感じていたかの理解が事実経緯から不足していて、本来であれば爽彩さんから直接遺族が家庭で聞いていたこと、本人がどう思ったか遺族に聞き取りして反映してもうらうところが欠けているのではないかという不満」

「一度聞き取りがあった時は、生活状況とか通塾状況の聞き取りに終始して、いじめを受けたときの内心とか聞き取りを受けていなくて、それを欠いたままこういう形で加害者の聞き取りベースで事実経緯という形で、中立という立場で公表するのはあまりに遺族側、ひいては本人の立場を軽視しているのではないかという受け止めです」

第三者委員会は会見で今後の対応について、亡くなるに至った事実経過の検証と、学校・旭川市教委の対応の検証をした上で再発防止策を作成し、8月末をめどに最終報告を市教委に提出したいとしています。
4/15(金)「どさんこワイド179」  6/4(土)8:40更新

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