平成28年度 第6回 番組審議会議事概要

平成28年度第6回番組審議会議事録

1.開催日時

平成28年10月27日(木) 午後4時00分から午後5時00分

2.開催場所

札幌テレビ放送会館アネックス7A会議室

3.出席者

[出席委員]   6 名
竹川 雅治    委員長

田北 百樹子  副委員長

佐藤  優子   委員

中田  賢二   委員

伊藤  雅人   委員 (レポート出席)

田中  哲也   委員

             

[欠席委員]   0 名            

[会社側代表]  

大西 賢英    代表取締役社長

大山  洋      取締役 コンテンツ戦略室長(事業部・編成制作部担当)

森本 光彦    プロデューサー

福島 美香    ディレクター


[事務局]
吉田 雅則    取締役 放送審議室長

 

4.議題

「日曜楽楽生ワイド」 (9/25 ()1214OA)

5.議事の概要

平成28年度第6回番組審議会は、「日曜楽楽生ワイド」を議題として開催されました。社側からの報告の後、番組の審議に移り、各委員から以下のようなご意見ご要望を頂きました。

 

●河村さんの物腰柔らかい自然体なトークと、長年の食や健康に対する研究や田舎暮らしの経験から得た豊富な知識により、日常を忘れて気持ちが安らぐ感じがした。食や健康というテーマは受け入れられ易い平和な話題であり、不幸なニュースが溢れている現実を少しの間だけ離れられる。

 

●今までのワイド番組とかなり異質な感じ。普通は歯切れの良いしゃべり手がメインでスピーディーに始まるが、この番組では展開や喋りのスピードが非常にゆっくり。話の途中で空白の間があるので「おや?」と思ったが、よく考えて慎重に正しく情報を伝えようという気持ちが伝わった。真面目な人だなと思い好感が持てた

 

●話したい内容を、話したい順に、話したいペースで話している、自分にしかできない話題、まさにカギ括弧付きで『俺の番組』という感じ。STVラジオの看板の二人のうち日高晤郎さんを饒舌な大人のエンターテイナーとすれば、河村さんは木訥な少年風ナチュラリスト。本物の少年にはない『えぐみ』が持ち味と思った。

 

●最初に裏方のスタッフの名前を呼ぶ手法は人事マネジメント的には高度な技術で『きちんと、あなたたちのことを考えていますよ』という河村さんらしい優しさが出ていたと思う。一方、スタッフとのやりとりで次の段取りを番組の中で喋っている点はリスナー側には不要。見えないところでやってほしい。

 

●『男と女の心・考え方の違い』について、河村さんの話はちょっと古いタイプの家庭像を念頭に置いて話されている印象。若い世代では感覚も変わってきて家事を分担している夫婦も多く、河村さん自身の意見であることを強調し、事実・引用・持論などを明確にしたほうが誤解を生まないと思う。

 

●『グラタン皿で枝豆を作る』を早速やってみた。ふっくらと良い硬さに仕上がり、枝豆の少し焦げた部分がすごく美味しかった。その感動を『写真付きで報告したいな』と思った。そうしたリアクションをフェイスブックなどで展開すると、双方向のラジオ番組が広がっていくのかなと感じた。

 

●自由奔放に話す無茶ぶりの河村さんの話しと、それをうまくカバーし包み込んでいる喜瀬さんや周りの方、そういうやり取りを聴いていて思わず笑ってしまう。

 

続いて11月に予定されている単発番組、事業等の説明、聴取者からの声、及びBPOの報告等がなされ平成28年度第6回番組審議会を終了しました。