牧やすまさ路地裏のスピリッツ

第27回

2019年1月21日(月)

「みんなのあんしん介護」

札幌で老人ホームや介護施設探しのお手伝いをしています
「老後のあんしん札幌相談室」の方にご出演頂き、
身近な介護のお話や、皆さんから寄せられるご相談、
リスナーの皆さんの介護のお悩みにお答え頂くコーナーです

 

今日のお話・・

テーマ「在宅介護~施設と自宅の中間介護サービス」
あまりよく知られていない在宅向けの介護サービスになるのですが、
これはなんなのかというと「通所サービス、短期入所、訪問介護」の3つのサービスを
その利用者様の必要に応じて組み合わせ、在宅生活を支えるというものなんです。
それぞれ主なメリットとデメリットがあります。

メリット

担当のケアマネージャーは小規模多機能型居宅介護の事業所に
所属しているため、連絡の手間が省ける。
必要に応じて通所サービス、短期入所、訪問介護のサービスを臨機応変に使い分けられる。
利用料金は月額で定額のため、毎月の介護費用の計算がしやすく、膨らみすぎない
定員人数が少なく、大勢の人と関わることが苦手な方でも利用しやすい
同一事業所での通い、訪問、泊りのサービスが提供されるため、
顔なじみのスタッフに対応してもらうことができ、
利用者の心身の状態や家庭状況などを把握してもらいやすい

デメリット

一部のサービスに不満があってもそこだけの変更はできない。
たとえば「訪問介護は良いけどデイサービスに不満」などの場合でも、
デイサービスだけ他の事業所を利用するなどはできない。
定員が少ないため、他の利用者やスタッフと関係が悪くなると逃げ場がない
小規模多機能型居宅介護事業所のケアマネージャーが担当のケアマネになるため、
今まで担当していたケアマネージャーとの関係が切れる
小規模多機能型居宅介護事業所と契約するため、
今まで利用していた介護保険サービスが利用できなくなる
利用料は1ヶ月の定額制のため、サービスをあまり利用しない場合は割高である
短期入所、通所サービスの利用定員が少なく(通所12~15名/一日、短期入所5~9名/一日)、
定員いっぱいで必要な時に利用できない可能性もある

 

お問い合わせ

老後のあんしん札幌相談室

お問い合わせ:0120-652-118
(フリーダイヤル ろうごに いいわ)


受付時間:平日・午前9時〜午後7時
老後のあんしん