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ファイターズ情報〜大谷翔平WBC投手出場辞退を発表&今日キャンプイン!ベテラン田中賢介が生出演!

2017年2月1日(水)

ファイターズ情報〜大谷翔平WBC投手出場辞退を発表&今日キャンプイン!ベテラン田中賢介が生出演!

小出アナとSTV解説者の稲田直人さん
アメリカ・アリゾナで春季キャンプを行っているファイターズの情報を、1月30日(月)から毎日お伝えしています。今回は、一軍のキャンプ地であるアメリカ・アリゾナから最新情報、大谷翔平選手のWBC投手出場辞退の会見の様子をお伝えしたほか、二軍キャンプ地の沖縄県国頭では、ベテランの田中賢介選手に意気込みを伺いました。

大谷翔平選手WBC投手出場辞退を発表

  • 栗山英樹監督
  • 大谷翔平選手
3月に行われるWBC(ワールドベースボールクラシック)で、“侍ジャパン”のエース・大谷翔平選手が投手としての出場を辞退する事が、栗山英樹監督から発表されました。

栗山監督:報告です。アイツ(大谷選手)も頑張って急いだが、投げる準備ができないと思うんだよね、今の状況では。なので、「投げるという事はWBCでは無い」という事を(本人に)話しました。
理由は、足首の怪我です。翔平の中には色々な思いもあると思うけど、止めなければいけない状況になってしまった。本人もなんとなく分かっていたと思う、非常に残念そうでした。

渦中の大谷選手も急きょ記者会見を行いました(日本時間2月1日(水)午前)。

Q:WBCは投手としての出場を回避しましたが、今の気持ちは?
大谷選手:残念な気持ちもありますが、今はしっかりと状態を上げたいです。

Q:栗山監督から投手出場辞退の話を聞いた時の気持ちは?
大谷選手:投げるつもりでやってきたけど、去年から痛みが続いてるし、あまり良くないと感じていました。今は少しでも良い方向に進むようにやっていきたいと思います。

Q:現在の痛みは?
大谷選手:徐々に良くなってきて、激しいランニングもできるようになってきました。ですが、傾斜が付いたブルペンでの投球など、万全の状態では投げられないと思います。

大谷選手は、昨シーズンの日本シリーズでヒットを打ち、1塁ベースを踏んだ際に右足首を痛めました。その後、11月の侍ジャパンの強化試合で、同じように1塁ベースを回った時に再発、12月中旬にトレーナーに伝え電気治療・アイシング等を行っていましたが、なかなか回復せず今回の発表になりました。
この怪我について大谷選手は、「痛いのは、主に底屈(ていくつ)の時」とコメントしています。底屈とは、足首から先を下に下げる動きです。

STV解説者の稲田直人さんに伺いました。
稲田さん:野球用語で“空ベース”という言葉があります。ベースをしっかり足全体で捉えるべきところ、“つま先”はベースで“かかと”は地面という状態のことで、かかとに強い衝撃が加わってしまいます。これで足を痛めることは、野手の選手でよくあります。(大谷選手の足首の痛みは)恐らく、それから来ているのでは。

札幌市手稲区「西宮の沢整形外科」の大寺浩造院長に伺いました。
大寺院長:もし“空ベース”が原因なら、足首の軟骨や骨にかなりの負担がかかったと考えられます。軟骨が剥がれかかっていたりすると、それを除去するための手術をすることはあります。ただ、そこまでの状態ならランニングは出来ないはずなんです。直接軟骨の損傷が無ければ、状況次第ではありますが、徐々に痛みは引いていくと思います。

今日キャンプイン!ベテラン田中賢介選手、生出演!

ベテラン田中賢介選手、生出演!
沖縄県国頭で二軍のキャンプが本日2月1日(水)スタート。練習を終えた田中賢介選手が、生出演してくれました。

Q:今回、大きく変えた部分があるそうですが?
田中選手:はい、バットを大きく変えました…バットの握る部分をかなり太くしました。普通の人の感覚で、“鉛筆”と“マジック”の太さくらい違います。
自分がやりたいバッティングに一番近いと思って、太さを選びました。今日も手応えがあり、良かったです。

Q:新たな田中賢介像を作ろうという思いは?
田中選手:去年、良い形で日本一になれたので、今年は新たな変化を求めて、できる限りのことをやっていこうと思っています。

Q:大谷選手の投手WBC辞退という発表がありましたが、ご存知でしたか?
田中選手:今日の報道で知りました。野球選手は、無理していいところとダメなところがあって、足首は一番地面から近いところなので、いろんな影響が出てくると思います。翔平も辛いでしょうが、シーズンに向けて調整してもらいたいと思います。

Q:今シーズンの目標は?
田中選手:フルイニングで出場したいですね。去年は全試合出場が目標だったので、今年は36歳でフルイニング出場を目指して頑張りたいです。

中田翔選手、インタビュー

主砲・中田翔選手、インタビュー
主砲・中田翔選手にも、この日インタビューすることができました。

Q:(引き締まった印象ですが)「こういうバッティングにしたいから、こういう体にした」というのはありますか?
中田選手:やっぱり広角にしっかり長打を打てるような(イメージ)。あとは、確実性を上げるために土台をしっかりしないといけない、特に下半身。中盤・後半、体力が落ちてきた時に、足を上げた時にぐらつく傾向があったので、それを少しでもなくしたいというのもあった。「最後まで粘り強く打てる下半身づくり」というのをメインで、今年のオフはやっていました。

Q:WBCへの意気込みは?
中田選手:有難い事に色んな方に期待してもらっている中で、自分も「やってやる」という気持ちに徐々になってきました。あれだけの素晴らしい選手が揃っているので、僕はその中でのびのびとやらせてもらおうかな、と。

Q:今シーズンの目標は?
中田選手:去年優勝、そして日本一、最高の形で締めくくることができました。その中で、二連覇はウチしかチャレンジできないですから、そこは意地でも、また挑戦者の気持ちでやりたいと思います。二連覇したいですよね、やっぱり!
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