駅弁女王が語る!びっくり駅弁の世界
2017年4月10日(月)
駅弁女王が語る!びっくり駅弁の世界

本日4月10日は「駅弁の日」。そこで、これまでに全国約5000個以上の駅弁を食したという“駅弁の女王”という異名を持つ旅行ジャーナリスト・小林しのぶさんに、駅弁の知られざる歴史や、女王が選ぶ北海道の絶品駅弁などを伺いました。
駅弁の歴史
日本で初めて鉄道が開通したのは明治5年(1872年)。駅弁の誕生は諸説ありますが、文献として残っているのは、宇都宮駅前の旅館が売り出した「ゴマ塩おにぎり2個とたくあん」とのこと。
北海道は、明治13年(1880年)に鉄道が開通。駅弁は駅構内で立ち売りするスタイルでした。
北海道は、明治13年(1880年)に鉄道が開通。駅弁は駅構内で立ち売りするスタイルでした。
日本一高い駅弁・安い駅弁

現在、日本で販売される駅弁は3000〜4000種類あると言われており、その中で最も高いのは、なんと、16万2000円もする「日光埋蔵金弁当」。職人が丁寧に日光彫りを施したお弁当箱に、和牛ステーキやキャビアなど高級食材が詰っています。
受渡しまでに約3カ月かかり、完全予約制となっています。
最も安いのは、群馬県「高崎駅」で朝に販売されている「上州(じょうしゅう)の朝がゆ」450円。栗やシラス、桜エビ等が入っており、二日酔いのビジネスマンが朝食にすることもあるそうです。
受渡しまでに約3カ月かかり、完全予約制となっています。
最も安いのは、群馬県「高崎駅」で朝に販売されている「上州(じょうしゅう)の朝がゆ」450円。栗やシラス、桜エビ等が入っており、二日酔いのビジネスマンが朝食にすることもあるそうです。
“駅弁の女王”が選ぶ!北海道の“駅弁御三家”
小林さんによると、北海道の駅弁は、“海鮮系が充実していること”“老舗駅弁が多いこと”が特徴だそうです。
100種類以上あると言われる道内の駅弁の中から、小林さんがぜひ食べてほしい!という“駅弁御三家”をご紹介しました。
100種類以上あると言われる道内の駅弁の中から、小林さんがぜひ食べてほしい!という“駅弁御三家”をご紹介しました。
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●森町 阿部商店「いかめし」650円
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阿部商店の美人すぎる次期三代目・今井摩耶さん
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●池田町 レストランよねくら「牛のワイン漬ステーキ弁当」1080円
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●土倉「温故知新 ボトルティーバック」140円※JR小樽駅内キヨスクなどで販売中
1つ目は、東京のデパート催事で46年連続1位に輝く、森町「阿部商店」の「いかめし」。実は、創業した明治36年、創業者が戦時中に若い兵士の空腹を満たすために作ったものでした。
現在、次期三代目のお嬢さんが伝統の味を守るべく修行中で、「美人すぎる」と話題にもなっています。
2つ目は、池田町のJR池田駅の向かいにある、明治38年創業「レストランよねくら」で販売している「牛のワイン漬ステーキ弁当」。池田町のワインを道産牛肉に漬け込み、焼く際にもワインを使用した、風味豊かなステーキが特徴。店長曰く「出来たてが美味しいので2時間以内に食べてもらいたい」とのこと、賞味期限はわずか2時間となっています。
現在は駅内での販売はしておらず、完全予約制です。
その他、北海道新幹線開業を記念して復刻版を販売中の「温故知新 ボトルティーバック」もご紹介しました。お弁当のお供に温かい緑茶はいかがでしょうか。
現在、次期三代目のお嬢さんが伝統の味を守るべく修行中で、「美人すぎる」と話題にもなっています。
2つ目は、池田町のJR池田駅の向かいにある、明治38年創業「レストランよねくら」で販売している「牛のワイン漬ステーキ弁当」。池田町のワインを道産牛肉に漬け込み、焼く際にもワインを使用した、風味豊かなステーキが特徴。店長曰く「出来たてが美味しいので2時間以内に食べてもらいたい」とのこと、賞味期限はわずか2時間となっています。
現在は駅内での販売はしておらず、完全予約制です。
その他、北海道新幹線開業を記念して復刻版を販売中の「温故知新 ボトルティーバック」もご紹介しました。お弁当のお供に温かい緑茶はいかがでしょうか。
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●母恋めし本舗「母恋めし」1188円※販売…母恋駅・室蘭駅・東室蘭駅・みたら室蘭。各場所で1日10個限定、予約可。
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「母恋めし本舗」の関根久子さんと
3つ目は、室蘭の「母恋駅」「室蘭駅」「東室蘭駅」「みたら室蘭」駅の4カ所で1日10個限定販売という幻の駅弁「母恋めし」。ご家族3人で手作りされているため、数量限定となっています。
駅弁は、ホッキの炊き込みご飯のおにぎり、燻製卵、スモークチーズ、漬物、飴が個包装にされており、箸を使わず食べられ、食べ残っても持ち帰ることができます。
今回は特別に、お店の関根久子さんが駅弁を持ってスタジオに来てくれました。
お話を伺うと、旦那さんが貝細工職人で、貝の中身が余ってしまったため、駅弁の考案に繋がったそうです。
お店で1日40個作るお弁当の中で、1つだけ、旅のお守りにとご主人が貝細工を施した「幸福の通行手形」が入っています。
駅弁は、ホッキの炊き込みご飯のおにぎり、燻製卵、スモークチーズ、漬物、飴が個包装にされており、箸を使わず食べられ、食べ残っても持ち帰ることができます。
今回は特別に、お店の関根久子さんが駅弁を持ってスタジオに来てくれました。
お話を伺うと、旦那さんが貝細工職人で、貝の中身が余ってしまったため、駅弁の考案に繋がったそうです。
お店で1日40個作るお弁当の中で、1つだけ、旅のお守りにとご主人が貝細工を施した「幸福の通行手形」が入っています。
<予約可能なお弁当のお問合せ>
レストランよねくら
【住所】池田町大通1丁目
【電話番号】015-572-2032 ※予約可
【営業時間】9:00〜20:00
【定休日】木曜日
母恋めし本舗
【お問合せ】0143-27-2777
【定休日】木曜日
レストランよねくら
【住所】池田町大通1丁目
【電話番号】015-572-2032 ※予約可
【営業時間】9:00〜20:00
【定休日】木曜日
母恋めし本舗
【お問合せ】0143-27-2777
【定休日】木曜日