札幌の山奥に眠る“幻のお茶”とは
2018年5月15日(火)
札幌の山奥に眠る“幻のお茶”とは
きょうの特集は、札幌の山奥で貯蔵されているという“幻のお茶”をご紹介しました。
お茶の玉翠園
【住所】札幌市中央区南1条東1丁目
【電話番号】011-231-1500
【電話番号】011-231-1500
昭和8年創業の「お茶の玉翠園」には、静岡茶、京都の宇治茶、福岡の八女茶など全国各地のお茶が常時50種類ならんでいます。社長の玉木康雄さんは、長年の知識を元に、お客さんの生活リズムに合ったお茶をアドバイスし販売しています。
“幻のお茶”について、玉木社長は「ある場所で熟成させているお茶で、日本中のお茶が集まる品評会で北海道から出品して初めて優秀な賞をいただいたんです。」と教えてくれました。その“ある場所”とは、なんと山奥のトンネルの中だと言うんです。
“幻のお茶”について、玉木社長は「ある場所で熟成させているお茶で、日本中のお茶が集まる品評会で北海道から出品して初めて優秀な賞をいただいたんです。」と教えてくれました。その“ある場所”とは、なんと山奥のトンネルの中だと言うんです。
トンネルの中で熟成するお茶!?
案内していただいたのは定山渓の山の中。山道を歩き、トンネルを1つ、2つと越えると、札幌の水がめ「豊平峡ダム」に到着しました。しかし“幻のお茶”の貯蔵場所はまだこの先です。歩き始めて40分、目的のトンネルを発見しました!ここからは立ち入り禁止区域エリアということで豊平峡ダム管理支所長の大角さんに特別に案内していただきました。
トンネル内は常に約8〜10℃、湿度は100%。ここに玉翠園のお茶が貯蔵されています。玉木社長は「環境の変化がほとんど起こらない場所」だったため、ここを貯蔵場所に選んだそうです。
このトンネルは、ダムの建設時に使われた作業用トンネルで、今はほとんど使われていません。お茶だけでなくワインの熟成にも活用されています。
トンネル内は常に約8〜10℃、湿度は100%。ここに玉翠園のお茶が貯蔵されています。玉木社長は「環境の変化がほとんど起こらない場所」だったため、ここを貯蔵場所に選んだそうです。
このトンネルは、ダムの建設時に使われた作業用トンネルで、今はほとんど使われていません。お茶だけでなくワインの熟成にも活用されています。
気になる…トンネル熟成茶のお味は
特別に希少なお茶を試飲させていただけるということで、再び玉翠園へ。「水の守人熟成ブレンド」をいただきました。静岡・宇治・八女の3つの産地の最高級茶葉をトンネルの中で熟成させブレンドした珠玉のお茶です。木戸アナは「お茶なのに、お吸い物やお味噌汁を飲んだ時に感じる“旨み”を感じる!」と驚いていました。玉木社長は「北海道の宝のようなお茶になれたら」と話してくれました。