どさんこネイチャー“オンネトー神秘のエメラルド結氷”
2019年12月17日(火)
どさんこネイチャー“オンネトー神秘のエメラルド結氷”
北海道の自然の魅力に迫る企画「どさんこネイチャー」。今回は道東にある神秘の湖・オンネトーをご紹介しました。
この季節、様々な条件が重なった時にだけ見られる「エメラルド結氷」という“奇跡の絶景”を撮影成功しました!
この季節、様々な条件が重なった時にだけ見られる「エメラルド結氷」という“奇跡の絶景”を撮影成功しました!
神秘の湖・オンネトーへ
オンネトーは十勝・足寄町の中心部から車で約1時間の場所にありますが、冬場は道路が閉鎖されるため山中の散策路を通って湖へ向かいます。
経験豊かな川村純一さん(鶴雅アドベンチャーベースSIRI北海道アウトドアガイド)に案内して頂きました。
綺麗なオンネトー結氷ができる条件は、氷が張る際に雪が混ざらず、結氷後に雪が積もらないことです。今年は晴天が長く続いており、エメラルドグリーンの結氷を長い間見られるのは5年ぶりだそうです。
経験豊かな川村純一さん(鶴雅アドベンチャーベースSIRI北海道アウトドアガイド)に案内して頂きました。
綺麗なオンネトー結氷ができる条件は、氷が張る際に雪が混ざらず、結氷後に雪が積もらないことです。今年は晴天が長く続いており、エメラルドグリーンの結氷を長い間見られるのは5年ぶりだそうです。
神秘のエメラルド結氷
湖のほとりに着くと、周囲2.5kmの湖を埋め尽くすエメラルドグリーン色の氷が広がっていました。雪が混じることなく結氷した今年の湖面は、まるで鏡のように雪化粧し始めた阿寒の山々を映し出していました。
ガイドの川村さんと共に、凍った湖の上を安全なルートで進みました。
川村さんによると、この時期だけオンネトーは“楽器”になるそうです。耳を澄ませると凍り付いた湖から不思議な音が聴こえてきました。
実は、オンネトーの水の色も、鏡のように美しく凍る理由も、未だに分かっていません。湖に響き渡る“神秘の音”は氷の収縮によって起こるとされていますが、聞こえるのは冬の始めだけで、こちらも謎に包まれています。
川村さんによると、この時期だけオンネトーは“楽器”になるそうです。耳を澄ませると凍り付いた湖から不思議な音が聴こえてきました。
実は、オンネトーの水の色も、鏡のように美しく凍る理由も、未だに分かっていません。湖に響き渡る“神秘の音”は氷の収縮によって起こるとされていますが、聞こえるのは冬の始めだけで、こちらも謎に包まれています。
あちこちで、地中の空気やガスが上ってきて湖面の氷で閉じ込められた「アイスバブル」を目にすることができました。
凍った湖の一部に、温泉が湧いていて1年中凍らない「湯壺(ゆつぼ)」という不思議な場所もありました。
足寄町民の宝・オンネトー
オンネトーという名称はアイヌ語に由来し、最古の記録としては大正3年の釧路新聞に湖の存在を確認することができます。
「足寄町 経済課商工観光振興室」村石靖さんに伺いました。
村石さん:ほとんどの方がこの時期は訪れないので、地元の皆さんも知らない人が多いです。手つかずの自然が一番の魅力、この自然環境をそのまま残しつつ皆さんに楽しんで頂けたらと思います。普段は、夏場に清掃活動をしたり、有志の皆さんで遊歩道の整備を行っています。
※この時期、オンネトーへの道路は通行止めになっています。必ずガイドと一緒に行動してください。
◆足寄町 経済課商工観光振興室 0156-25-2141
◆NPO法人あしょろ観光協会 0156-25-6131
村石さん:ほとんどの方がこの時期は訪れないので、地元の皆さんも知らない人が多いです。手つかずの自然が一番の魅力、この自然環境をそのまま残しつつ皆さんに楽しんで頂けたらと思います。普段は、夏場に清掃活動をしたり、有志の皆さんで遊歩道の整備を行っています。
※この時期、オンネトーへの道路は通行止めになっています。必ずガイドと一緒に行動してください。
◆足寄町 経済課商工観光振興室 0156-25-2141
◆NPO法人あしょろ観光協会 0156-25-6131