ＳＴＶ札幌テレビ

本日の特集は、今高級食パンがブームですが、普通の食パンでも美味しく食べられる方法を調査しました。

バタートースト評論家の梶田香織さんに教えていただきました。梶田さんは大手パンメーカーの開発部で試作研究を担当しており、現在は美味しいバタートーストの作り方を全国に普及しています。

美味しいバタートーストを作るには、高温で短時間がポイントです。あらかじめトースターを1〜2分ほど温めておくと、短時間で表面はカリっと、中はしっとりとしたトーストができあがります。パンは厚めの4枚切りがオススメです。

焼く前に耳の内側、四隅の角は残すように切り込みを入れ、さらに食パンの縦と横に2本ずつ切り込みを入れていきます。焼く時は温度が高い奥にパンの下側を向けて焼くと、ムラなくこんがり焼けます。焼けたら温かい内にバターをたっぷりと塗って完成です。バターは食パン1枚に対し20gがオススメ、焼いている間にマヨネーズくらいの柔らかさにしておくと素早く塗れます。

美味しく食パンを焼くためのアイテム･トーストスチーマーを教えていただきました。こちらはスチーマーを水に浸して使います。食パンを焼く時に一緒にトースターに入れて焼くとスチーマーから蒸気が出て、パンの水分をキープしながら焼くことができます。札幌ロフトで販売している人気商品です。

北海道を代表する老舗パンメーカー･日糧製パンの商品開発部のお二人にレシピを考えていただきました。

＜材料＞
食パン(絹艶)1枚、バター大さじ1、グラニュー糖大さじ1、卵液大さじ1/2、薄力粉大さじ2

＜つくりかた＞
(1)バターはレンジで溶かし、グラニュー糖を加えしっかりと混ぜ合わせます。ここに卵を加えます。最後に薄力粉を加え、よく混ぜます。
(2)生地を均一になるよう、まんべんなくパンに塗っていきます。お好みでグラニュー糖をまぶし、包丁の背などで網目を入れます。
(3)トースターで4〜5分ほど焼き目がつくまで焼いたら完成です。

こちらは通常の商品より50円程割高のTAKASUIを使用し作っていきます。

＜材料＞
食パン(TAKASUI)1枚、玉ねぎスライス1/3個、カツオ節小袋1/2、ポン酢大さじ2、マヨネーズ大さじ2、卵1個

＜つくりかた＞
(1)マヨネーズ、ポン酢、カツオ節を混ぜ合わせ、スライスした玉ねぎを加え、あえていきます。
(2)食パンに玉ねぎを乗せ、真ん中にへこみをつくります。
(3)へこみに卵を乗せ、加熱の際に破裂しないように爪楊枝で卵に穴をあけます。
(4)爪楊枝を食パンの端、対角線の位置に立て、ふんわりとラップをかけます。
(5)レンジで2〜3分ほど様子を見ながら加熱して完成です。

【住所】札幌市中央区宮の森1条10丁目4-33
【電話番号】011-213-8819
【営業時間】10:00〜18:00(ラストオーダー17:00)
【定休日】月曜日

オープンして14年、サイフォンで淹れたこだわりのコーヒーが楽しめます。トーストにサラダ、コーヒーがついた“モーニングセット”が人気です。7種類のトーストメニューの中から、今回は「レモントースト」をご紹介しました。自家製レモンの砂糖漬けが乗っています。レモンは皮まで美味しく食べられる愛媛産レモン、皮がアクセントになっています。こちらは、以前どさんこワイドで取材したパン通の本堂さんもオススメのメニューです。

カルディコーヒーファームからオススメの商品を教えていただきました。カルディコーヒーファームは道内に17店を構える人気店で、品ぞろえが豊富なことから人気を集めています。ジャムやバター70種の中から3つご紹介しました。

コープさっぽろでも高級食パンを購入できます。値段は1本972円、1枚入りは108円。美瑛産の小麦粉「ゆめちから」と「きたほなみ」を使用し、マーガリンを使わずバターのみを使っているので、もっちりコクのあるふわふわの食パンに仕上がっています。こちらの食パンは、中の島店と新琴似店で購入できます。

【住所】札幌市豊平区中の島1条4丁目7-20
【営業時間】10：00〜21：50

【住所】札幌市北区新琴似1条12丁目6-52
【営業時間】9：00〜21：45