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ときめき野菜通信〜今だけの味!春レタス&白カブ

2020年4月29日(水)

ときめき野菜通信〜今だけの味!春レタス&白カブ

本日の特集は、5月中旬頃までが旬の道産野菜・むかわの春レタスと七飯町の白カブの美味しさの秘密や保存法、料理をご紹介しました。

春レタス

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まずは春レタスです。むかわ町で平成2年頃から栽培に力を注いでいます。通常は春に苗を植えますが、この春レタスは12月末に苗を植え、暖房を入れないハウスの中で育てていきます。寒さから身を守るために葉っぱに甘味をため、ゆっくりふんわりと育っていきます。収穫は日がのぼる前が勝負。朝5時には始まっています。そして収穫後すぐに集荷場に運びます。朝採りの新鮮さをそのまま、全道の食卓へと出荷してくれています。
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レタスには葉酸やビタミンKなど様々な栄養が入っています。そして免疫によく働くというデータが出ており、免疫を活性化するという意味で今注目されています。

保存法

レタスは“つまようじ”を茎の根元に何本か刺して保存すると鮮度が保てます。レタスや白菜、キャベツは切り株のところに成長点という育つために細胞分裂をし、エネルギーを使う場所があります。この成長点をつまようじで壊すことで細胞分裂が出来なくなり、成長エネルギーを使わないので新鮮さが保たれます。100円ショップには茎の根元に刺すための商品も取り扱っています。
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オススメの食べ方

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生産者の皆さんにオススメの食べ方を教えていただきました。まずは「レタスしゃぶしゃぶ」、さっとお湯に通せばレタスの甘みも引き立ち、一玉ペロリといただけます。「手巻きレタス」は、お肉などの具とご飯をレタスでくるんでいただきます。産地の方がぜひ!と勧めたのが「レタスの浅漬け」でした。
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白カブ

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続いては道南の七飯町が誇る、春の白カブです。こちらも冬育ち、毎年クリスマスの時期に種を植えています。3月末、青々と繁った葉っぱの下にふっくらとした白色が見えたら収穫を迎えます。カブの白い部分は胚軸と言われる茎が肥大した部分で、根は下にあります。
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白カブの収穫は力がいらず楽なのですが、収穫後が大変です。ひとつひとつ傷んだ葉っぱを手で取り除き、ブラシをかけ、冷たい水の中に手を入れて土を落とします。このような手間のかかる作業を経て、ピカピカの白カブが届けられています。
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白カブにも様々な栄養価が詰まっています。とくに緑の葉はれっきとした緑黄色野菜で、βカロテンやビタミンの宝庫。白カブの部分は消化酵素のジアスターゼが消化を助け、胃を守ってくれます。体力を落とさないためにも、力になってくれる野菜です。

保存法

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カブは葉と白い実の部分にわけます。葉は実を少し残した状態で切り落とし、それぞれラップで巻いて冷蔵庫に保存します。葉に実を少し残すと、葉がしんなりしても水につけることでシャキッとした状態に戻すことができます。また、バラバラにならないので調理も楽になります。

オススメの食べ方

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まずは「浅漬け」です。葉っぱも一緒に漬けます。やわらかく甘くなります。「クリームシチュー」にするとカブの甘みが口の中でとろけます。牛乳の消費に役立ち、お子様にもオススメです。「ツナのカブ蒸し」もオススメです。カブの中をスプーンでくり抜き、軽く片栗粉をまぶします。ツナにマヨネーズと醤油少々を入れて混ぜ、くりぬいたカブに詰めます。あとは、カブにすっと竹串がささるまで10分間程蒸すだけ。ゆでたカブの葉っぱをたっぷりちらしていただきます。
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生産者の方々に聞くと、野菜も飲食店や学校給食の出荷が減り厳しいそうですが、順調においしく育っているので、多くの消費者の方に良さを知って食べてほしいと話してくれました。
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