どさんこワイド179

プロに聞く!買い物術&野菜の保存術

2020年5月8日(金)

プロに聞く!買い物術&野菜の保存術

本日の特集は、買い物を3日に1回に抑える買い物術や、野菜を出来るだけ新鮮に自宅で保存できるテクニックをプロに教えていただきました。

買い物術

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新型コロナ対策として「スーパーへの買い物は3日に1回が望ましい」とされていますが、どうすれば実現できるのか家事代行サービスのベアーズ・副社長で、家事研究家の髙橋ゆきさんに教えていただきました。

買い物の回数を少なくするには、献立を事前に作っておきます。献立を1週間単位で作り見通しをたてることで、買い物の回数やスーパーの滞在時間が減り、新型コロナウイルスの感染対策に繋がります。
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また、3日分の食材を入れるためには冷蔵庫に十分なスペースが必要なので、整理整頓が大切になってきます。ジャガイモやタマネギなど冷蔵庫にいれなくていいものまで入れると十分なスペースを確保できなくなってしまいます。正しい保存術を知ることが大切です。
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保存術

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そこで、野菜の保存術について家事・節約アドバイザーの矢野きくのさんに教えていただきました。

最初はタマネギの保存方法です。タマネギの保存にはストッキングを活用します。まずは、ハサミでストッキングの脚の部分を切り取ります。タマネギを入れたら上の方で結び目を作り、この工程を繰り返します。最後に上に輪を作ってS字フックなどにかけて保存します。タマネギは水分が多い野菜なので、くっつけて置いておくと水分を発し、傷んでしまいます。風通しが良いところで保存しましょう。自宅にストッキングがない場合は、排水溝ネットで代用することも出来ます。
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時間が経つと芽が出てしまうジャガイモですが、リンゴを一緒に保存すると芽が出にくくなります。リンゴが発するエチレンガスにはジャガイモの発芽をおさえる効果があり、一緒に保存すると芽が出るのを長時間防いでくれるようになります。ジャガイモ5、6個に対してリンゴ1つを袋に入れるだけ、常温で保存可能です。
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ニンジンは1本ずつキッチンペーパーに包んで、まとめて袋に入れて野菜室にいれます。キッチンペーパーで包むことでニンジンの水分の蒸発を防げます。

キッチンペーパーは水菜の保存にも活用できます。水で塗らしたキッチンペーパーを水菜の根本に巻き、そのまま袋に入れて野菜室に入れます。キッチンペーパーは毎日替えましょう。
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冷凍術

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続いては野菜の冷凍術。“凍り”の女王と呼ばれている野菜ソムリエ・高橋道子さんに教えていただきました。高橋さんによると、冷凍できない野菜はないそうです。生で食べる分以外は買い物をした日に処理をし、1カ月以内に消費します。新鮮なうちに冷凍すると味も栄養価も変わらないそうです。
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すべての野菜に共通なのは、料理に合わせた大きさに切るということです。出してすぐ調理できるようにし、保存用の袋に入れてなるべく平らにならします。そしてストローを使い中の空気を抜くと、真空パックのようになります。料理に使う際は解凍せず、凍ったまま使用します。

ほうれん草はシュウ酸という体に良くない成分を抜くため、必ず茹でてから冷凍します。30秒程度茹でてから水につけ、使う大きさに切り、ラップで小分けにして袋に入れます。
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きゅうりは少しだけ厚めの輪切りにします。塩を振ってなじませたら5〜6分おいて、水が出たら絞らずにそのまま袋に入れます。調理する時は自然解凍してからにしてください。
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