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ときめき野菜通信〜札幌生まれの幻のイチゴ

2020年7月1日(水)

ときめき野菜通信〜札幌生まれの幻のイチゴ

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本日の特集は、札幌生まれの幻のイチゴ・サトホロをご紹介しました。

サトホロ誕生秘話

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札幌でイチゴの栽培が始まったのは明治の末。日当たりのよい傾斜地が生育に適しているとして、南区簾舞などを中心に戦後にかけて作付けが急増しました。しかし病害が広がったこともあり、昭和30年以降生産が頭打ちになります。

昭和46年、札幌生まれのイチゴを作ろうという研究が始まります。札幌市農業支援センターが15年がかりで交配を重ねること312組。昭和63年、ついに「サトホロ」が誕生します。
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豊かな香りとほどよい酸味、中まで真っ赤なサトホロは“深紅の宝石”と称され期待を集めましたが、店に並ぶころには黒っぽくなってしまうため流通が難しく、作り手が減り、幻のイチゴとなってしまいます。現在は、札幌市内10軒ほどの農家が栽培しており、運が良ければどこかの直売所でサトホロに出会えます。このサトホロが再び脚光を浴びています。

レ ディ ローマ プラス

【住所】札幌市南区常盤1条2丁目1-17
【電話番号】011-215-0033
【営業時間】10:00〜18:00(ラストオーダー17:30)
【定休日】月曜日
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人気のジェラート店です。看板商品ともなっているのが「さとほろいちご」です。この鮮やかな赤色はサトホロでしか作れません。普通のイチゴだと完熟しても中の方は白いのでそのままジェラートにすると白っぽくなってしまい、イチゴの表面の赤い部分だけ削って使っていました。一方サトホロは中まで真っ赤なので、着色料を使わなくても鮮やかな赤色のジェラートを作ることができます。
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    ●さとほろいちご&北海道ミルク 500円
SIX COFFEE&CHOCOLATE
【イートイン】11:00〜17:00
ジェラート売り場の隣は姉妹店のカフェになっているのですが、こちらではサトホロのパフェが食べられます。サトホロの果実も入っています。入荷状況により用意できない日もありますので、電話で事前にご確認ください。
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    ●スペシャルフローラ 幻のいちご さとほろ 1500円

創作豆・かりんとう 池田食品

【住所】札幌市白石区中央1条3丁目
【電話番号】011-811-2211
【営業時間】10:00〜17:15
【定休日】日曜日・祝日
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こちらは、豆菓子でおなじみ池田食品。直売店では約60種類の創作豆が並んでおり、その中にはサトホロを使った商品もあります。

今年の春新発売の「いちごかりんとう」をご紹介しました。かりんとうをサトホロのあざやかなピンク色でくるんでいます。池田食品では以前からイチゴを使った商品に挑戦してきましたが、製造過程でイチゴの色が消えてしまい、苦悩していました。サトホロは芯まで赤色なので、加工してもイチゴの色合いが消えることなく、様々な商品が誕生しました。
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    ●いちごかりんとう 594円
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    ●(画僧右)たまごボーロ いちごチョコ包み 280円
    ●(画像左)さっぽろ ちょころいちご 162円
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