101回目の全国高校サッカー選手権北海道大会(岡田和樹)
2022年11月14日(月)
10月23日に北海高等学校の優勝で幕を閉じた選手権 北海道大会。
短い期間で地区予選から全道大会、決勝まで一気に駆け抜けました。
負けたら3年生は引退という一発勝負。高校でサッカーを辞めるという選手も多くいます。
私は今年に入るまでピッチサイドで高校サッカーを観たことがありませんでしたが、初めて観て感じたことは、スタメンの選手はもちろん、サブの選手やメンバーに入ることができなかった選手、お父さん、お母さんなどが一丸となって勝利を目指している姿に熱いものがあることでした。
中でも印象に残ったのは旭川で行われた全道大会の1〜3回戦です。
地区予選を勝ち上がってきた27校がトーナメント形式で戦い、3日間で4校に絞られます。
試合前から選手たちの雰囲気はピリピリしており、緊張感が伝わってきました。
試合が始まると全選手が全力疾走でゴールを目指します。
ときに、激しいぶつかり合いもあり、涙しながらピッチの外に出る選手もいます。
応援スタンドからはいいプレーには大きな拍手が送られ、選手を後押ししていました。
取材をしながら「選手権は3年間をこの一瞬にかける想いがぶつかる場所で、ピッチにいる11人だけで戦っているわけではないんだな。」と改めて思いました。
試合終了を告げるホイッスルが鳴ると、負けた高校の選手は芝に膝をついたり、仰向けになることもあります。立ち上がれず、チームメイトに支えられ、最後の挨拶に向かっている選手もいました。応援席でも同様に、ベンチに入れなかった選手が涙し、持っていたメガホンも手が震えて落としてしまう姿が…。
最後のミーティング。ある高校の監督が引退した選手たちに対して “お前たちと過ごした時間は当たり前だったけど、もう無くなることが信じられない。”という言葉を伝えていました。毎日練習、サッカーのことを考え続けた3年間が終わる。日常が変わる瞬間でした。
この先、大学受験をする人、就職する人など様々いるといいます。
指導者の方は高校3年間必死に頑張ったことは社会でも必ず活きると話しており、私も皆さんがこの先さらに活躍することを願っています。
短い期間で地区予選から全道大会、決勝まで一気に駆け抜けました。
負けたら3年生は引退という一発勝負。高校でサッカーを辞めるという選手も多くいます。
私は今年に入るまでピッチサイドで高校サッカーを観たことがありませんでしたが、初めて観て感じたことは、スタメンの選手はもちろん、サブの選手やメンバーに入ることができなかった選手、お父さん、お母さんなどが一丸となって勝利を目指している姿に熱いものがあることでした。
中でも印象に残ったのは旭川で行われた全道大会の1〜3回戦です。
地区予選を勝ち上がってきた27校がトーナメント形式で戦い、3日間で4校に絞られます。
試合前から選手たちの雰囲気はピリピリしており、緊張感が伝わってきました。
試合が始まると全選手が全力疾走でゴールを目指します。
ときに、激しいぶつかり合いもあり、涙しながらピッチの外に出る選手もいます。
応援スタンドからはいいプレーには大きな拍手が送られ、選手を後押ししていました。
取材をしながら「選手権は3年間をこの一瞬にかける想いがぶつかる場所で、ピッチにいる11人だけで戦っているわけではないんだな。」と改めて思いました。
試合終了を告げるホイッスルが鳴ると、負けた高校の選手は芝に膝をついたり、仰向けになることもあります。立ち上がれず、チームメイトに支えられ、最後の挨拶に向かっている選手もいました。応援席でも同様に、ベンチに入れなかった選手が涙し、持っていたメガホンも手が震えて落としてしまう姿が…。
最後のミーティング。ある高校の監督が引退した選手たちに対して “お前たちと過ごした時間は当たり前だったけど、もう無くなることが信じられない。”という言葉を伝えていました。毎日練習、サッカーのことを考え続けた3年間が終わる。日常が変わる瞬間でした。
この先、大学受験をする人、就職する人など様々いるといいます。
指導者の方は高校3年間必死に頑張ったことは社会でも必ず活きると話しており、私も皆さんがこの先さらに活躍することを願っています。
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大会会場の旭川東光スポーツ公園 試合後