北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 1月30日 (火)

2024年1月30日(火)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●【速報】札幌市西区二十四軒のマンションで火事 けが人なし
●富良野市で70歳男性が雪山に埋まり死亡 今金町では屋根からの落雪に巻き込まれ60代女性が心肺停止
●「桐島聡」容疑者名乗る男が死亡 「死ぬときは本名で死にたい」
●トヨタ「ランクル」「ハイエース」など10車種出荷停止 豊田自動織機の不正受け
●ジェイ・アール北海道バス 深刻な運転手不足できのうから減便
●段ボールなど燃える連続不審火 逮捕の男は火元の3階住人 現住建造物等放火未遂 函館市
●除雪車の運転者育てる研修会 若手技術者集う「乗れるようになりたい」 札幌市
●「能登半島地震からまもなく1か月 石川県内の停電、一部除き今月中におおむね解消へ
●岸田総理、政治資金規正法改正目指す きょう施政方針演説
●イオン、ツルハの株式取得へ 香港投資ファンドと交渉開始 巨大グループ誕生も
●犯罪に利用できる生成AI、ネットに複数公開 ランサムウェア・爆発物の作り方など回答

●ファイターズ沖縄自主トレ 
 清宮幸太郎選手にアクシデント、悲鳴あげて倒れ込む
 根本悠楓投手 新フォームで開幕ローテつかむ
●カーリング日本選手権 女子・フォルティウスが初戦12得点で快勝 
●女子マラソン前田穂南選手が会見 大阪国際女子マラソンで日本記録更新

今朝の選曲

【6時台】
M「気がつけば あなた/松浦亜弥」

M「デイドリーム・ビリーバー/モンキーズ」
  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト~庭野ほのかの☆いっぺこトーク

庭野ほのかAN、出身は新潟県。
「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしています!

今回は『 長谷川町子さんと四コマ漫画 』

今日1/30は、マンガやアニメ「サザエさん」でおなじみの
漫画家・長谷川町子さんのお誕生日でした。

いまや国民的アニメとも称される「サザエさん」を生み出したのは、長谷川町子さん。
日本では女性初の漫画家ですが、実はプロデビューがかなり早くて15歳の時。
しかもこの年が1935年(昭和10年)ですから、
第二次世界大戦よりも前の話になります。
佐賀で生まれて福岡育ち、幼いころから絵を描くことが好きだったということですが、
お母さんの意向で1934年に東京へ引っ越します。

そう、マンガ家デビューをする1年前に、東京へ移住していたんです。
これはお母さんの「(町子さんはじめ)娘達に東京で勉強させたい」という意向から
引っ越したわけですが、当時「のらくろ」という漫画が流行っていて、
その作者の「田河すいほう先生に弟子入りしたいなぁ」なんていう町子さんの独り言に、
お母さんとお姉さんが奔走しちゃったんです!
そうして、無事に弟子入り!
とんとん拍子で翌年にマンガ家デビューしちゃった!という夢のような物語です。
ただ、昭和の前半というこの時代に、「娘を東京で学ばせたい」
「夢をかなえる手助けがしたい」と行動に移した、町子さんのお母さんの行動力、
なかなか真似できませんよね…。

「サザエさん」は、1946年に連載をスタート!
第二次世界大戦中、町子さんは疎開で福岡に戻っていて、
自宅近くにあった「モモチ海岸」を見て、
海にちなんだキャラクターたちの名前を思いついたそう。
最初は福岡の地元紙からの依頼で連載を始めましたが、
有名な出版社から仕事の依頼があったことをきっかけに東京へ戻ります。
福岡の地元紙の連載は、サザエさんがマスオさんと結婚したタイミングで
いったん打ち切りにして、東京に行ってから他の新聞で連載を再開させました。
その際に、サザエさん一家も東京に引っ越してきている、ということなんだそうです。
新聞での連載ということもあって、一家の日常を描きつつ、
当時の時代背景も踏まえた内容になっていて、
テンポよくクスッと笑えるような物語、皆さんも親しみがあるのではないでしょうか。

そして、「サザエさん」はじめ新聞には欠かせない存在となっているのが、この「四コマ漫画」。
実は、日本のコマ割りマンガの始まり自体が、この新聞からだったんです。
もともとは海外の文化でイギリスの新聞で社会風刺的なイラストを載せるというのが
マンガの始まりでした。
日本ではもっと前、平安時代にマンガのような物語を持つイラスト…
「鳥獣戯画」が生まれていましたが、「マンガ」という文化は
やはり海外から、日本で明治時代に刊行されていた英字新聞が始まりだったとされています。
そこから明治後期頃、日本の新聞でもコマ割りの漫画が見られるようになりましたが、
必ずしも「四コマ漫画」というわけではありませんでした。

ただ、ほぼ活字のみだった新聞という媒体にイラストが加わったというのは、
読みやすさがグンと上がった画期的な進化だったと言えそうです。
そこから大正時代、『正チャンの冒険』という主人公正チャンと
相棒のリスの冒険物語など、新聞で連載される4コマ漫画が大ヒットします!
時代背景として、連載の時期が関東大震災の直後だったということもあって、
人々の日々の楽しみになる存在となっていったんです。
最初は2列に配列された4コマ漫画…田んぼの田の字のような形で配置されていたんですって。
そこから今の形になって定着していきました。
この『正チャンの冒険』こそが日本で初めて「連載された」4コマ漫画でした。
このヒットを受けて新聞各社が競り合うように4コマ漫画を載せ始めました。
その流れの中で生まれたのも「サザエさん」だったというわけです。

なぜコマ割りの中でも「4コマ」で定着していったのか、
これだ!という理由にはたどり着けませんでしたが、
色々な記事を見ていく中で考えたのは、
まず、起承転結という流れで書きやすかったのではないかということ。
そして、新聞で「連載」していくのが普通になってきて、
毎日同じスペースを設けるようになったということが要因なのかな?と思いました。
人々の楽しみや癒しとして、今も残っているというのが、
新聞の4コマ漫画の凄いところですよね。

朝刊を読む際は、歴史ある4コマ漫画を
改めてじっくり読んでみるというのもいいかもしれません。
「サザエさん」は新聞で「四コマ漫画」として
連載されていたこともあったということです。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

月曜日は「あさミミ流!#(ハッシュタグ)今週の献立
週の始まり月曜日は、1週間の献立・レシピをリスナーの皆さんのアイディアの下
“あさミミ流”にご紹介していきます!

火曜日は
庭野ほのかの☆いっぺこトーク
新潟県出身の庭野ほのかAN。「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしていきます!
 
水曜日は「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
木曜火は「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日は「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
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