北海道ライブ あさミミ!

今朝の放送内容 2月6日 (火)

2024年2月6日(火)

今朝の放送内容

今朝の主なニュース・スポーツ情報

●深夜の解体現場から銅線53キロ 札幌市の24歳ら2人逮捕
●札幌市北区で住宅火災 搬送の親子とみられる2人のうち20代女性が死亡
●ラーメン店で容器のフタをなめたとする迷惑動画を拡散 動画撮影の16歳少年が逮捕
●函館市の工務店倉庫で火事 保育園児ら60人以上が避難 約380戸で停電も
●小樽港に米海軍“ラファエル・ペラルタ”物資補給や休暇のため 抗議集会も
●能登半島地震の家屋被害、石川県で5万棟超える
●自民党が全議員にアンケート 記載漏れなどを確認
●北方領土に新たな湖か 歯舞・色丹で地盤沈下進む 衛星画像分析、東方沖地震が影響か
●ブタの腎臓を胎児に移植、透析までの「橋渡し」に 国内初「異種移植」を慈恵医大など計画

●コンサドーレ沖縄キャンプ 
 GK菅野孝憲選手「パーフェクトなシーズン目指す」最年長、意欲衰えず
 横浜FCから完全移籍の近藤友喜選手がスタメン定着誓う
●スピードスケートW杯・男子500m 森重航選手が6位、初の種目別総合優勝
●スキージャンプ小林陵侑選手 W杯2戦連続表彰台入り
●パリ五輪・卓球団体戦の代表、女子は張本美和選手 伊藤美誠選手は選ばれず
●2026年サッカーW杯 6月11日開幕 最多の48チーム参加

今朝の選曲

【6時台】
M「心こめて 愛をこめて/あみん」

M「優しい歌/ Mr. Children 」

  • 北海道ライブ あさミミ!

あさミミ!アラカルト~庭野ほのかの☆いっぺこトーク

庭野ほのかAN、出身は新潟県。
「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしています!

今回は『 抹茶の日 』

今日2/6は「抹茶の日」
茶道では釜に火をかけてお湯を沸かす「風炉」を使用するということで、
「ふう・ろ」の語呂合わせで制定されました。

【抹茶の歴史】
いわゆる「お茶」の始まり自体は、ご存じの方も多いと思いますが、中国からです。
紀元前の「漢」の時代にお茶を飲むようになったと言われています。
それが日本に伝わったのが奈良時代。
この時に伝わったのは、あくまで「煎茶」でたしなむものでした。
お茶の成分だけをいただいて、お茶葉は処分するという
今でもメジャーな飲み方です。
平安時代までは貴族などの間で飲まれる高級品だったということです。

その後も「お茶」が高級品であるのには変わりはありませんが、
「抹茶」を日本に持ち込んだとされるのは臨済宗の開祖である栄西というお坊さんです。
日本では鎌倉時代、中国の「宋」からお茶の種を持ち帰ってきたことが始まりでした。
茶葉を粉末にして茶葉ごといただく「抹茶」というのはここからスタートしました。
もともと中国に仏教を学びに行っていた栄西は、お茶の健康に対する効果、
「学問での疲れもスッキリ取れる!」という一種のエナジードリンクのようなものとして
魅了されたということです。
栄西は、お茶に関する専門書を日本で初めて書いた人物でもあって、
武将に二日酔いの薬として抹茶を勧めたこともあるそうです!

その「抹茶」といえば、京都の「宇治茶」を思い起こす方も多いと思いますが、
この宇治茶が定着したのは室町時代。
足利義満によって特別に庇護を受けてブランド化されていきました。
きっとココが「抹茶=日本」のイメージが定着した
ターニングポイントだったのではないでしょうか。
その後、お茶といえばの千利休たちによって、
お客さんを呼んでお茶を楽しむお茶会=「茶の湯」が、武士たちに浸透していきました。

そこから時代が進んでやはり江戸時代に、庶民もお茶を楽しむようになりますが、
庶民の間では「煎茶」が定番でした。
やはり手軽だからという理由が大きいようで、
「抹茶」は身分が高い人たちが楽しむものだったということです。
このことからも、今でも「煎茶」の方がどちらかというと身近で、
「抹茶」は、ちょっとハードルが高いと言いますか、
少し高級なイメージがあるというのは納得できますよね。

【意外と手軽で身近?】
このように抹茶といいますと、点てる道具とか、
作法が大変そう…と思ってしまうかもしれません。
ただ、抹茶を点てる一式がインターネットでも販売していて、
値段を見てみますと、3000円から6000円の間くらいでした。
個人的に1万円を超えるような、もっともっと値が張るのかな?と思っていたので、
1つの大人の趣味として始めたい、という方にはいいのかもしれません。

作法は、大きく分けて3つある流派がさらに分化していて…
3口で飲み干すとか、器を回転させて~ですとか、
やはりちょっと難しいかな、という印象は受けました。
ただ、道内にもお手軽にお抹茶を楽しめるお店はあって、
例えば札幌市中央区の南2東1にある「にちげつ」というお店。
以前テレビのどさんこWEEKENDでも特集されていましたが、
店主が日本茶インストラクターの資格をお持ちで、
お客さんに合わせてお抹茶はじめいろんなお茶の飲み方を提案してくださるんです!
お茶を点てたことがないという方でも、気軽に行けそうですよね。

【お茶を「点てる」】
ちなみに、抹茶を「点てる」といいますが、他のお茶は「淹れる」のに、
抹茶は「点てる」、しかも漢字で書くと「点々」の「点」に送り仮名で
「点てる」と書きますよね。
これなんでなんだろうと思ってちょっと調べてみました。
日本の抹茶文化は中国の宋から伝わったわけですが、
この時のお茶の飲み方(粉末にした茶葉にお湯を入れて飲む方法)を、
実は中国で「点茶」と呼んで、
ここからこの抹茶の飲み方に限って「点」という漢字を使って
「点てる」と言われるようになったということです。

【世界への広がり】
やはり中国由来ではありますが、日本独自の文化として定着したこの「抹茶」。
近年では、世界的に「抹茶ブーム」が起きているということです。
2021年の東洋経済オンラインの記事では、日本茶輸出総額トップの国はアメリカだそう。
2000年代以降の健康志向ブームで日本茶ブームが起きたんです!
ただ記事にもありましたし、私高校時代(2016年)に2週間くらい
アメリカに行ったことがありますが、
向こうではとっても甘くした抹茶系のドリンクやスイーツが多いんです。
コロナ禍においてさらに健康志向が高まったことで、アメリカはもちろん、
ヨーロッパでも日本茶の消費量は増えたと言われています。
あの鮮やかな緑色も海外の方からするとユニークで、
SNSにあげるにもオシャレとされているんだそう。

日本独自の文化として大切に守られてきた「抹茶」。
日本ではより手軽に、そして海外にも注目されるホットな文化といえそうです。

毎朝6時半頃は「あさミミ!アラカルト」

月曜日は「あさミミ流!#(ハッシュタグ)今週の献立
週の始まり月曜日は、1週間の献立・レシピをリスナーの皆さんのアイディアの下
“あさミミ流”にご紹介していきます!

火曜日は
庭野ほのかの☆いっぺこトーク
新潟県出身の庭野ほのかAN。「いっぺこと」とは、新潟県の方言で『沢山』という意味。
このコーナーを通して“沢山”リスナーの皆さんとお話ができるよう、
庭野AN目線の話題を毎週お届けしていきます!
 
水曜日は「八幡淳のスポーツプレゼンス」
臨場感あふれるスポーツの情報・話題・歴史を紹介していきます!
 
木曜火は「ナガイの北海道生活研究室」
永井ANがいまリスナーと共有したい「北海道の生活情報」を伝えていきます!
 
金曜日は「北海道応援!あやサポ」
上田あやが北海道で頑張る「ひと」にスポットライトを当て、全力応援していきます!
 
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