LINEで知り合った「りん」と「みち」に3100万円だまし取られる 電話も対面もなし…
北海道・苫小牧警察署はきょう(2024年11月19日)、苫小牧市内でSNS型投資詐欺事件が発生したと発表しました。
被害にあったのは、苫小牧市内に住む60代の男性です。
警察によりますと、男性は7月18日にマッチングアプリで「りん」と名のる女とみられる者と知り合い、LINEでの連絡に誘われました。
その後、LINE上で「みち」を名のる女とみられる者など複数名から「外貨積立で運用益が得られる」「暗号資産の売買で利益が得られる」などと言われ、7月22日から8月27日までの間、外貨購入資金名目で指定の口座に現金150万円を複数回に分けて振り込みました。
さらに、「みち」らは暗号資産の購入金を立て替え、利益が出ているように見せかけたものを男性に見せ、信じた男性に運用益の20%をアナリスト料として請求し、2950万円の暗号資産を指定のアドレスに複数回に分けて送付し、合計約3100万円をだまし取られました。
男性が暗号資金の現金化を求めたところ、システム決済料として数百万円を請求され、詐欺被害にあったことに気が付いたということです。
男性は、「りん」や「みち」などとはメッセージのみのやり取りで、電話や対面で会ったことはなかったということです。
11/19(火) 20:10