高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場建設に向けた文献調査について、調査結果をまとめた報告書が寿都町に提出されました。

午後には神恵内村と道にも提出されます。

（青柳記者）「ＮＵＭＯの山口理事長が寿都町役場に入ります」

「核のごみ」の最終処分場建設に向け、２０２０年から寿都町と神恵内村で始まった文献調査では、これまでに寿都町の「全域」、神恵内村の南端の「一部」が次の概要調査候補地として示され、２０２４年８月に国の審議が終了していました。

原子力発電環境整備機構・ＮＵＭＯは、調査結果をまとめた報告書を２０２４年１１月２２日午前、寿都町の片岡春雄町長に提出しました。

片岡町長は調査結果について、「町民が学ぶ場としてＮＵＭＯの説明会や勉強会を随時開催していく」とコメントし、次の調査に進むかどうかを今後、住民投票で判断するとしています。

ＮＵＭＯは午後、神恵内村と道にも報告書を提出します。