徐々に全容解明…兄弟ら5人組の窃盗団か 札幌近郊で余罪70件以上?きょう「兄」35歳を逮捕
札幌・東警察署はきょう(2024年12月19日)、建造物侵入と窃盗の疑いで札幌市豊平区の無職の男(35)を再逮捕しました。
男は弟(28)と岩見沢市の男(23)と共謀し、2022年5月30日午後7時ごろから31日午前9時45分ごろまでの間、苫小牧市にある不動産会社の事務所に侵入し、現金約15万円や外貨約3500バーツ、ゲーム機など約38点(時価合計約53万1200円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
男らは事務所のドアをバールで破壊して、侵入したということです。
この事件を巡っては、弟と岩見沢市の男が2022年8月に逮捕されていて、すでに有罪判決を言い渡されているということです。
警察によりますと、弟らは逮捕当時に「3人でやった」と話していましたが、男の行方は分からなくなっていました。
警察は捜査を進め、別の建造物侵入と窃盗の事件で2024年11月の男を逮捕。その後、余罪を追及し、再逮捕に至りました。
調べに対し、男は「生活費や遊ぶ金がほしくてやりました」と容疑を認めています。
警察によりますと、男らは5人組の窃盗グループで、ほかの4人はすでに逮捕されています。
逮捕された弟らの供述などから、札幌近郊ではこの窃盗グループによるものとみられる会社事務所などを狙った窃盗事件が75件ほど発生していて、警察は男の余罪があるとみて追及しています。
12/19(木) 19:41