2023年度 第5回 番組審議会議事概要

「シェア帰省〜ウチの地元に一緒に帰ろう〜」について

1.日 時 2023年9月26日(火)午後3時56分〜午後5時10分

放送番組審議会photo1

2.場 所  札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議

放送番組審議会photo2

3.出席者

[審議会委員]
赤尾    洋昭     副委員長
伊藤    千織     委員
小島    達子     委員
鈴木    博之     委員
平尾  武史     委員
福岡    藍子     委員
山川    桂祐     委員(以上7名)
          
[会社側代表]
井上     健       代表取締役社長
岩崎    泰治     取締役 制作スポーツ局長
金子  長雄     取締役 報道局・コンプライアンス推進室担当
加藤  尚道     執行役員 コンプライアンス推進室長
越後谷 享史     報道局長
須藤  剛司     編成局長 

[会社側参与] 
蓮池     毅弥     制作スポーツ局次長兼制作部長

[特別 出席]
鶴      裕樹   制作スポーツ局制作部次長

[事 務 局] 
渡邊 泰徳      番組審議会事務局長
鈴木 圭介      番組審議会事務局
千葉 雅子      番組審議会事務局

4.議題

(1)「シェア帰省〜ウチの地元に一緒に帰ろう〜」について
(2)10月改編説明
(3)BPO報告・視聴者対応状況・番組基準改正について

 

5.議事の概要

 2023年度第5回番組審議会が9月26日に開かれました。議題は、8月5日放送の「シ
ェア帰省〜ウチの地元に一緒に帰ろう〜」で、委員から以下のようなご意見を頂きました。
 
◇番組冒頭で、シェア帰省とは何かコンパクトにまとめていたが、非常に分かりやすかった
ので、すんなりと番組に入っていくことができた。
◇芸能人が地元に帰るという企画はこれまでも見てきたが、シェアするというのは初めてで、
新鮮な気持ちで興味深く見ることができた。今までこういった企画がなかったのであれば、
発明に近いのでは。
◇誰もが、今回紹介されたような見どころのある地元を持っているわけではないが、見てい
る方も帰省した気分が味わえるタイトルの狙い通りの素晴らしい番組だった。
◇浜松篇で、ももクロの百田夏菜子さんの友人として同行した朝日奈央さんが素晴らしかっ
た。瞬時に的確なツッコミを入れたり、一般の方とのからみでもうまく誘導し、居心地の
よい感じが伝わってきて、あらためてすごい芸能人だなと思った。
◇土曜の午後にテレビを見ている人のことを考えると、見ていていやな気持にならない、時々
クスっと笑える、安心して見ていられるTPOに合った内容の番組だったと思う。
◇お盆前の土曜日の午後の放送ということで、放送のタイミングも良かったと思う。
◇BGMも斉藤和義さんの「歩いて帰ろう」で軽快に始まり、最後はアンジェラ・アキさん
のHomeで終わるという、一貫して帰る場所というテーマの選曲が素晴らしかった。
◇函館篇での畠中さんとお父さんのお風呂のシーン、お父さんへ歌を贈るシーンは見ていて
自分自身気恥しい気がした。芸人さんがシリアスに歌うのは相当歌がうまくなければ没入
できないので、その点が気になった。
◇なぜ函館篇の同行者が鈴木福さんだったのかが気になった。福さんはまだ若いし、ただ付
いて行って、もてなされて終わったという感じに見えた。続編があるとすれば、同行者は
ある程度、その人を知っている友人にして盛り上げてもらった方が良いのでは。
◇コロナ禍で帰省できなかった数年間があり、行動制限がなくなった今、これから多くの人
たちが帰省できるようになると感じさせてくれ、とてもうれしくなった。
◇ここ数年のコロナ、戦争、犯罪、気持ちが落ち込むスキャンダルなど、人と人との関係も
分断される中、家族とか友人とか基本的な人間のつながりの良さを見せてくれ、温かい気
持ちになった。
◇函館篇の違和感、浜松篇の分かりやすさ、2 つの部分でそれぞれ同じではないところにこ
の番組の良さがあった。シリーズで続けるのであれば、どちらも予定調和ではつまらない
ので、どちらかは何が起こるか分からない、解釈が分かれるくらいの方が面白いのでは。
 
このほか、「10月の番組改編と単発番組放送予定」、「7月〜9月の視聴者対応」、および
「BPO報告」、番組基準改正の説明をして終了しました。